指導者の経歴

ラッセル・M・ネルソン大管長

ラッセル・M・ネルソン大管長は2018年1月14日(日)、ソルトレークシティ神殿の階上の部屋で教会の第17代大管長として支持され任命された。ネルソン大管長は1984年4月7日に十二使徒定員会会員に召された。2015年7月17日には十二使徒定員会会長となり、今回大管長に召されるまでは、その召しを果たした。

世界的に有名な外科医であり、医療研究者であるネルソン博士はユタ大学で学士号と医学博士号を取得しました(1945年、1947年)。ファイ・ベータ ・カッパ、アルファ・オメガ・アルファなどの名誉ある優等学生友愛会や学会に名を連ねています。ボストンのマサチューセッツ総合病院およびミネソタ大学で外科医として研修期間を過ごし、1954年に博士号を授与されました。また1970年にはブリガム・ヤング大学から名誉理学博士号、1989年にはユタ州立大学から医学博士号、1994年にはスノーカレッジから人文学博士号を授与されました。

ユタ大学で外科の特任教授および胸部外科研修医のディレクター、ソルトレーク・シティーにあるLDS病院で胸部外科主任を務めるなど,専門分野の職歴を持っています。

ネルソン長老は、中央幹部として召される前、多くの本を出版し、医学教本の章を多数執筆し、専門医として合衆国の全国各地、また多くの国を訪れ、講演を行いました。多数の賞や名誉章を授与されています。ユタ大学から優秀同窓生賞、アメリカ心臓協会からは黄金の心臓賞、また同協会から国際的な奉仕に対する表彰状、アメリカン・アカデミー・オブ・アチーブメント(青少年を教育し啓発する協会)からゴールデンプレート賞が贈られました。中華人民共和国内の3つの大学から名誉教授の称号を与えられています。

ネルソン博士は、血管外科学会会長、またアメリカ胸部外科理事会理事、アメリカ心臓協会の胸部心臓血管外科委員会委員長、ユタ州医師会会長を務めてきました。

世界の名士録、アメリカの名士録、宗教の名士録にその名が記されています。

ネルソン長老は教会で非常に多くの責任を果たしてきました。1964年からボネビルステークのステーク会長を務め、1971年6月に中央日曜学校の会長の召しを受けるまでその任に当たりました。十二使徒定員会に召される前、ユタ州カーンズ地区の地区代表として奉仕していました。それ以前はブリガム・ヤング大学の地区代表として奉仕しました。

ネルソン長老は、1924年9月9日マリオン・C・ネルソンとエドナ・アンダーソン・ネルソン夫妻のもとに生まれました。妻ダンツェル・ホワイトとの間に10人の子供がいます。ネルソン姉妹が2005年2月に逝去した後、2006年4月にウエンディ・L・ワトソンと結婚しました。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.