拝啓
健康にまつわる世界情勢の急速な変化に対する懸念が増しています。多くの政府による制限により,たくさんの神殿が一時的に閉鎖を余儀なくされています。わたしたちはよく祈りつつ,これらの制限と,神殿の業を遂行する必要性とのバランスを図ろうとしてきました。そして,以下の一時的な変更を加えることを決定しました。この変更は,2020年3月16日に世界中のすべての神殿に対して有効となります。
公的な集会,および(または)宗教的な集会に対する政府その他の制限により,神殿活動が妨げられている地域では,身代わりの儀式および生者の儀式の両方が一時的に停止されます。
政府やその他の制限があらゆる神殿活動を妨げてはいない地域では,生者のための神殿儀式—夫婦の結び固めおよび親子の結び固め,生者のためのイニシャトリおよびエンダウメントの儀式は予約によってのみ,できるかぎり実施されます。一時的に,身代わりの神殿儀式は執行されません。
すべての参入者用の宿泊施設は閉館になります。
教会員は,生者の儀式の予約を取る際に,指示を受けます。すでに予約を取っている会員には,神殿職員が個別に連絡致します。
感染拡大の危険性を最小限に抑えるため,すべての神殿において対策を取ります。例えば,神殿で働く人数を減らす,生者の儀式の参加人数を制限する,参入者との接し方に関する指針に従う,等です。
神殿会長会には,追ってさらに情報が提供される予定です。また,必要に応じてさらに変更が加えられます。
わたしたちは,神殿が再び最大限稼働し,会員と先祖に神殿儀式の祝福をもたらす日が来ることを、大きな期待を胸に待っています。
敬具
大管長会および十二使徒定員会