末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長会と十二使徒定員会は、2020年3月20日付で次の手紙を全世界の末日聖徒に送付。COVID-19が教会に及ぼす影響についての最新情報。
拝啓,
わたしたちは宣教師と宣教師が教えているすべての人々の健康と安全を心から願っています。渡航勧告や制限が絶えず急速に拡大しつつあり,世界的にも物流,移動、その他においても大きなチャレンジに面しています。そのような状況を考慮したうえで,一時的に次の調整を実施します:
- 世界の状況を注視しつつ,これから数週間,多くの宣教師が自国に戻って伝道を続ける必要が出る可能性がある。これは渡航制限の緊急性,新型コロナウイルスに対する懸念状況,その他を考慮しつつ計画的に実施される予定。
- 帰国する宣教師は14日間の自主隔離を行う。その後,受け入れ枠や必要に応じて自国内で別の割り当てを受ける
- 世界各国から帰国する宣教師の数が多いため,受け入れ枠の関係上,アメリカ合衆国で奉仕中の宣教師およびアメリカ合衆国に戻る宣教師の奉仕期間が縮小される場合がある
- 世界各地の宣教師訓練センターでは新しい宣教師の入所を行わない。宣教師訓練センターで受ける訓練は,テクノロジーを使用して行われる。宣教師は状況が可能になり次第速やかに割り当てを受けた伝道地に赴く。
- 変化しつつある状況を注視しつつ,必要な調整が今後も行われる。
わたしたちは宣教師と宣教師の家族を愛しています。皆さんについて祈っています。この試練のときにあって宣教師が守られ,健康であるようあらゆる支援を行っています。この取り組みについて,続けて祈り,支援してくださる親,愛する方々,教会員の皆さんに感謝してしています。
敬具
大管長会および十二使徒定員会