ニュースリリース

台風の犠牲者に対する教会の継続支援

支援方法を尋ねる人たちへの教会の答申

 

フィリピンにある21の伝道部のうち,7つの伝道部が台風の被害を受けたが,宣教師は全員無事だった。タクロバン地域に召されている宣教師をはじめ,最も被害の大きかった伝道部の宣教師はより安全な場所へ避難した。彼らは現在マニラで安全に過ごしており,マニラ神殿と宣教師訓練センター近くの教会の宿泊施設を利用している。今後伝道部や地域の指導者は宣教師たちと面接して,彼らの必要を調べ,今後の割り当てを決めることにしている。伝道の任期が終わりに近づいている宣教師には,帰還するという選択肢も与えられている。台風被害がそれほどひどくない地域の宣教師は,間もなく救援活動の支援を計画していく予定である。

フィリピンの惨状を目にした多くの末日聖徒や人々が,支援方法を知りたいと,教会に問い合わせをしてきているが,勧められているのは台風の被災者のために祈りを捧げることであるまたこれまで以上に多くの断食献金を納め,教会の人道支援基金(http://give.lds.org/humanitarian-fund)へ献金することも可能である。教会は世界中の人道支援活動を支えるためにこの基金を利用している。同じように災害支援活動を行うその他の信頼できる機関を支援する機会も多くある。

教会にはその地域の会員からなる大勢の地元ボランティアがいるので,遠方からフィリピンに来て救援活動に参加するボランティアは求められていない。教会はそれに加え,災害に応じた最も効果的な方法は,できる限り被災地の近隣で必要物資を購入し,地元で活動することであることを学んできた。その方法によって,その地域に適した物品を確保できるだけでなく,打撃を受けた地元の経済を立て直す手助けにもなるからだ。

更新日時(2013年11月11日-山地標準時午後7時15分)末日聖徒イエス・キリスト教会は,生命を奪う甚大な被害をもたらした台風30号(ハイエン)の直後,フィリピンにある21の伝道部で奉仕している宣教師全員の安否確認を行い,彼らが全員無事であることを報告した。安否確認が取れなかった宣教師の親に対しては,個々に連絡を取った。

教会はこの災害による被災者とフィリピン全国民に愛と弔意を表明した。教会施設は台風の間の避難所として提供され,現在も避難所および災害救援所として利用されている。

教会はフィリピンにあるその他の信頼できる支援機関と積極的に協力し,台風直撃後の状況に対処し,食料,水,避難所,その他の生活必需品を提供している。

更新日時(2013年11月11日-山地標準時午前10時45分)この数時間,教会指導者によるフィリピン・タクロバン伝道部の宣教師の安否確認に関し,著しい前進があった。通信網が特に寸断されている1区域を中心に奉仕する24人の宣教師を除いて,すべての宣教師の無事が確認された。教会の代表者は宣教師と連絡を取ることに尽力しており,安否が確認されるとすぐに宣教師の家族にその状況を伝えている。現地の教会指導者は被災した地域の教会員の安否と状態を確認し続けるとともに,台風による被害を受けた他の人々も支援する方法を模索している。

更新日時(2013年10日-山地標準時午後11時)教会宣教師管理部の管理ディレクターであるW・クレーグ・ズウィック長老は今夜,次のように発表した。「教会指導者は今もフィリピン・タクロバン伝道部全域の宣教師と連絡を取ろうとしており,現時点で連絡の取れた宣教師は全員無事です。通信網を復旧する努力を続ける中で,残りの宣教師の所在と無事を確認できることを期待しています。わたしたちも他の人々とともに,フィリピンの方々のために信仰と祈りをささげます。」

更新日時(2013年9日-山地標準時午後9時)台風30号(ハイエン)が直撃した直後から,ソルトレーク・シティーの教会指導者は地域の教会指導者と継続的に連絡を取っている。同地域の21の伝道部のうち20の伝道部では宣教師が全員無事であることが報告されている。タクロバン伝道部内には,通信網がまだ復旧していない地区がある。教会の宣教師管理部の管理ディレクターであるW・クレーグ・ズウィック長老は,「タクロバン伝道部の宣教師の3分の2と連絡が取れていて,彼らは無事です」と報告した。「すべての宣教師に72時間キットが与えられ,嵐が直撃する前に安全な場所に移動していました。現在はタクロバン市よりも被害の少ない地域にいます。」最新の情報は随時発表される。

更新日時(2013年11月8日)

 末日聖徒イエス・キリスト教会はフィリピンで台風30号(ハイエン)の被害を受けた数百万人に対し哀悼の意を表明し,避難した人々や家を失った家族に避難場所や食糧,水,その他の生活必需品を提供している。

現在,およそ70万人が家を失っていると推測されている。台風の影響を受けた地域,特に東海岸地域では交通網,電気および通信網が寸断されている。

フィリピン・タクロバン伝道部で奉仕している数人の宣教師を除いて,21の伝道部で奉仕しているモルモンの宣教師全員の無事が確認されている。台風の前に宣教師たちは適切な避難地域に移され,教会はタクロバン伝道部の指導者と連絡を取るために努力している。

「タクロバン伝道部会長と連絡が取れるように,教会福祉部の職員が通信機材を持ってレイテ島に向かっています」と宣教師管理部実務運営ディレクターのスティーブン・B・アレンは述べた。「フィリピン時間の土曜日までにはレイテ島と通信ができる予定です。」

現在,教会員の安否確認も進められている。1万4千人以上の会員とその他の人々が200の教会集会所に避難している。

夜が明ければ,フィリピン中の宣教師が助けの必要な人々の支援を開始すると教会は見越している。

地元の教会指導者は週末にも教会員と地域の人々の必要を見極めていく予定。

追加の情報は入り次第,モルモンニュースルームに掲示される。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.