ニュースリリース

大勢の人々がユニークな奉仕を通してキリストの誕生を祝う

Light the Worldキャンペーンがキリストの模範に従うように人々を後押し

Light the Worldキャンペーンが始まって2年目となる今年、世界中で大勢の人々がこのクリスマスの季節に人助けの手を差し伸べるように促された。末日聖徒イエス・キリスト教会が展開したこのキャンペーンは、聖書の「あなたがたは、世の光である。(マタイ5:14)」に基づくものである。これは、主がされたように奉仕を行うことで、個人やグループが主に近づくことを目的としている。

 

「25の方法で、25日にわたって」というカレンダーには日々異なる聖句が記され、さまざまな方法で奉仕が可能であることを知らせる。このカレンダーの利用者は、#LightTheWorldというハッシュタグを用いて、自分が行ったことをソーシャルメディアで分かち合っている。

宣教師部門のディレクターであるゲリー・L・クリッテンデンは「世界中から、Light the Worldキャンペーンに参加したとの報告を受け取っており、その内容は霊的に鼓舞されるものです。海岸の清掃活動を行ったコロンビアの青少年、ソルトレークシティーに設置された自動販売機を使って寄付しようと列をなして待つ人々、そして貧しい子供たちに贈るプレゼントを準備するドイツの初等協会の子供たちもいました。イエス・キリストの誕生というこの世で最も偉大な贈り物をいただいたことを祝いながら、世界中でキリストのような奉仕が多数実行されたことを非常に嬉しく思います。

成人、青少年、小さな子供に至るまで、そして大規模なグループ活動から自分を犠牲にして行った一個人による奉仕まで、世の光となるためのさまざまな方法が見いだされた。

ガーナでは、ほかの教会の牧師、民族指導者、政府指導者、そしてクマシ市長とともに教会員が集まり、「クリスマス音楽合唱の夕べ」を開いた。そこでは、教会の合唱隊と地元の合唱隊が、伝統的な賛美歌やアフリカ音楽を合唱した。

フィジーの末日聖徒は2つの児童施設に贈り物を寄付した。この施設は教会の人道支援、自立支援、教育支援のサポートを行っている。奉仕センターの代表者クリスティン・ヴォラヴォラは「わたしたちが救い主の模範に従おうとするとき、とても良い気持ちがします。人のために心から奉仕するとき、喜びに満たされます。この世に生まれたのは、わたしたちが救い主イエス・キリストの模範に従うためです」と述べた。

#LightTheWorld: Mormon.orgからのクリスマスメッセージ

フィジーの22歳のネマニ・トゥイトゥボウはプレゼントの代わりに、地元の病院で献血を行い、病院職員に自分がキリストについて抱く感情を分かち合う時間を設けた。「職員は教会のキャンペーンについて関心を持ってくれたので、#LightTheWorldのサイトを彼女のスマートフォンにダウンロードする方法を教えました」とトゥイトゥボウは語った。

サモアでは、教会員が文字通り「世の光となる」ために、巨大なクリスマスライトのディスプレイを地方自治体の建物に設置した。会員たちは夜通し働き、コミュニティのライトアップのイベントに間に合うように設置を完了した。

コロンビアでは、黄色いモルモンヘルピングハンズのベストに身を包んだ100人以上の青少年が地元の海岸で清掃作業を行った。

ドイツでは青少年が難民のために赤ちゃん用品を詰めた袋を準備した。彼らは数カ月かけて、靴下、おもちゃ、おしめの寄付を募った。

オーストラリアでは、青少年がホームレスに配布用の基本的な生活必需品を詰めたバックパックを用意した。彼らは、まずアイディアを思いつき、1年かけて資金を調達し、必要な物品を購入して、袋詰めにし、12月に配布した。「恵まれない人々にバックパックを渡す経験は、青少年と指導者のどちらにとっても初めてのことで、霊が鼓舞されるものとなりました」とワードのビショップであるクリス・フォスターは述べた。

2017年のLight the World、バージニア州キングスタウン

バージニア州の宣教師は地元のショッピングセンターにブースを設置し、温かいココアを無料で提供した。そして買い物客に「クリスマスはあなたにとってどんな意味がありますか?」「今年のクリスマス、あなたは救い主にどんなプレゼントをしますか?」と問いかけ、答えのいくつかをまとめたビデオを作った。ビデオの中でジョーンズ長老は「この季節、わたしたちは温かいココアを配り福音の教えを宣べ伝えることで、救い主に対するお返しをしています」と語った。

ピアノ・ガイズと友人たちによる#LightTheWorldクリスマスコンサート

ニューヨークシティでは、LightTheWorldキャンペーンに対する注目度を上げるためにピアノ・ガイズが12月12日にコンサートを開き、ユーチューブ上でその模様のライブストリーミング配信を行った。ゲストアーティストとして、デビッド・アーチュレタ、ピーター・ホレンス、ネーサン・パチェーコ、デイブ&クレア・クロズビー、ティファニー・アルボード、タイラー・デイビス、レクシー・ウォーカーが参加した。

今回のキャンペーンの最もユニークな要素の一つに、ユタ州ソルトレークシティーのテンプルスクエアに設置された世界初の奉仕自動販売機がある。この販売機によって、自分のために何かを買うのではなく、善を行おうとする人がお金を寄付して、命を救う薬剤、ソックス、清潔な飲料水、眼鏡、赤ちゃん用のおしゃぶり、そしてヤギやニワトリまで購入できるしくみになっている。現在までに、販売機での購入は23,899回を数え、合計469,085ドル(約5,300万円)の寄付金が集まった。

教会は3つのビデオを用いて、他人に仕えるように人々に促しを与えている。現在までにこれらのビデオは視聴回数4,340万回を記録している。

#LighTheWorldキャンペーンを支援する教会の宣教師部門は、世界中に参加者がいることを喜ぶと同時に、このキャンペーンによって多数の参加者が行った簡単な奉仕の業によって、彼らがより意義深いクリスマスを過ごせるようにと願っている。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.