ニュースリリース

改訂される末日聖徒の「賛美歌」と「子供の歌集」

世界中の教会員に対応する新しい賛美歌

末日聖徒イエス・キリスト教会が発行する2つの賛美歌に大きな改訂が加えられる。礼拝行事に用いられている「賛美歌」と「子供の歌集」の改訂を知らせる公式発表が、世界中の指導者らに送られた。

 

「祈りと聖典と共に、賛美歌はわたしたちの心に御霊を招き、イエス・キリストと彼の福音に対する証を強めます」と十二使徒定員会のロナルド・A・ラズバンド長老が語った。

そして「神聖な音楽が世界中の教会員を一致させる力を持っていることがわかります。今日、教会は世界中に教会員を擁するまでに成長を遂げましたので、各言語で核となる賛美歌と初等協会で用いる歌集を提供したいと考えています」とラズバンド長老は付け加えた。

今後数年間かけて、教会員を一致させ、世界中の教会員のニーズに対応できる新しい歌集が作られる。福音の教義を教える核となる賛美歌と子供の歌の歌集が作られることになる。

中央幹部七十人のエリック・W・コピシュカ長老は「音楽は万国共通の言語です。文化と言語に違いはあっても、一緒に歌うことで同じ御霊がすべての人に注がれます」と語った。

「アルゼンチンで育った幼少期に初等協会の歌を歌ったのを覚えています。その歌は同時期に教わった福音の原則と共に、まだ覚えています」と中央初等協会会長会第二顧問クリスティーナ・B・フランコ姉妹は話す。

大管長会の指導の元、現在の歌集を改訂するための委員会が立ち上げられた。

新しい音楽は1冊の「賛美歌」と1冊の「子供の歌集」に収められ、同じ賛美歌と歌がすべての言語で提供されることになる。プリント版以外にも、録音された賛美歌と歌のオーディオ版も作られる。改訂版発行後、音楽はオンライン上でも入手可能となる。プリント版の賛美歌には、各国の国歌は含まれない。

福音が回復された初期の頃から、末日聖徒にとって神聖な音楽は重要なものであった。ジョセフ・スミスの妻エマによって作られた教会員のための初めての賛美歌の歌詞集は1835年に発行された。現在使っている賛美歌は1985年に改訂されたものである。

「福音の回復に関する賛美歌や歌として最高のものは、まだ作られていないかもしれません。タレントのある教会員は、すでに教会で知られ愛されている音楽に追加するものとして、何がふさわしいかを祈りを持って考慮するようにとお願いします」と中央幹部七十人のリグランド・R・カーティス・ジュニアは語った。

特定の言語・地域のみに適切となる新しい賛美歌や歌も、デジタル版にて配布される。

オリジナルの賛美歌、子供の歌、曲がない歌詞のみ、歌詞がない曲のみも、newmusic.lds.orgにて応募できる。1人につき最大、賛美歌5曲、子供の歌5曲まで応募できる。現在の歌集に載っている賛美歌や歌に対する意見なども、オンラインで受付け中。新しい曲の応募は2019年7月1日までに必着のこと。

音楽/歌詞を提出する作曲家/作詞家は、自分のLDSアカウントを使ってまずプロフィールを作る。LDSアカウントは、ldsaccount.lds.orgにて誰にでも(教会員、非教会員を問わず)無料で作ることができる。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.