末日聖徒イエス・キリスト教会では, 教師という言葉には二つの意味があります。
- 一つは, 通例14歳から15歳の若い男性が持っているアロン神権の責務の職を指します。教師は日曜日の礼拝行事で聖餐(聖体拝領に類似)のときにパンと水を用意します。また, これらの若い男性はホームティーチャーとして奉仕し, 地元教区の中で教会員を訪問します。地元教区では, 教師定員会が組織されています。この小さなグループの中で若い男性は, 互いに奉仕しながら指導者としての技能を身に付け, 活動を行い, イエス・キリストの福音に従って生活するように助け合うことができます。
- もう一つは教会のクラスを教える人を指します。クラスには, 子供や青少年, 成人を対象としたクラスがあります。通例, 日曜日の礼拝行事の一部として行われ, 個人の信仰を務め, 聖典や教会の教義に関する知識を深めることを目的にしています。