末日聖徒イエス・キリスト教会の中央日曜学校会長会が新しく召された。同会長会の再組織は,2014年4月5日土曜日の総大会の場で大管長会により発表された。中央日曜学校会長として当時七十人会長会を務めていたタッド・R・カリスター兄弟,第一顧問としてジョン・S・タナー兄弟,第二顧問としてデビン・G・デュラント兄弟が支持された。現在,タナー兄弟とデュラント兄弟はそれぞれブラジル・サンパウロとテキサス州ダラスで伝道部会長として奉仕しており,7月に任期を満了する。
「この二人の顧問とともに奉仕できることはこれ以上ない幸せです」と6年間の奉仕を経て七十人第二定員会から解任されたカリスター兄弟は語った。
新しい会長会は,2009年4月から奉仕してきた中央日曜学校会長のラッセル・T・オスガソープ兄弟,第一顧問のデビッド・M・マッコンキー兄弟,第二顧問のマシュー・O・リチャードソン兄弟の後任となる。
新しい中央日曜学校会長会の急務の一つは,1年前から始まった青少年向けの日曜学校教科課程に引き続き焦点を当てることです,とカリスター兄弟は語る。「救い主が示された教え方の模範に従うように努めています。この模範には,霊感によって質問すること,生徒の参加,教えるだけでなく人々の改心を促す教え方,生徒が自分の生活の中で御霊を理解し感じるのを助けることが含まれます。これに関して,先の中央日曜学校会長会はすばらしい働きをしてきました。」
青少年向けの新しいオンライン教科課程「わたしに従ってきなさい」は昨年導入され,最新の総大会の説教や教会が制作したメディアを入れて2014年に更新された。「様々な若い女性や若い男性のクラスに出席しました」とカリスター兄弟は言う。「先週,ある日曜学校のクラスに行きましたが,講義型の教授法から参加型の教授法にしっかり移行していると思います。ただレッスンを教えるだけでなく,クラスの生徒の必要に合わせようとする状態に変わっていることは明らかです。」
カリスター兄弟はさらにこう付け加えています。「この世代の青少年は,世界一の教師,世界一の両親に育つと思います。彼らは成人するまで,あるいはもっと後まで待つことなく,青少年の時期にこの経験をしており,教えることや理解することがもたらす効果を実感しています。単に情報を渡すだけでなく,改心を促す努力にますます焦点があてられていると思います。」
カリスター兄弟は,近い将来,青少年の教科課程と類似したプログラムを成人クラスにも導入したいと考えている。「青少年のクラスに活用したのと同じ原則を今度は成人クラスに導入しているところです。現在試験的に行っていて,おそらく改善点もあると思いますが,基本的な原則はそのままです。同じ原則を成人の教師に教えるために作られており,彼らも青少年と同じようにその精神をつかんで,同じ原則を家庭で取り入れてくれるように願っています。」
カリスター兄弟は,日曜学校のプログラムは人々をキリスト,すなわち聖書で述べられている最高の教師のもとに導くと語る。「救い主の模範に倣おうとするとき,わたしたちは善い,建設的な基礎の上にいます。そして,〔イエス・キリストの〕教義をはっきりと,簡潔に,〔聖なる〕御霊とともに教えるなら,それはわたしたちがさらにキリストに似た者となるための変化をもたらす助けとなるでしょう。」