末日聖徒イエス・キリスト教会の数人の女性指導者らが8月、米国中西部の4州を訪問し地域社会の指導者らと地元教会員らに会った。「米国のハートランド」として知られる合衆国のこの地域は、1846~1868年に教会員らがユタ州へと西に向けて移動した時に歩んだ歴史的なモルモントレイルの一部である。
- Women Leaders Mid-West
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ブリガム・ヤングが教会の第2代大管長として支持されたのは、ウインター・クオーターズからミシシッピ川を隔てたところに位置するアイオワ州カウンシルブラフスのケインズビルタバナクルであった。その地は教会の一時的な本部としても使われた。多数のモルモン(末日聖徒)の開拓者らは厳しい天候により病になり死亡し、この地の墓地に埋葬された。
コミュニティーでの助け合い
2018年8月9日(木)、教会の人道支援部門であるLDS慈善事業団のディレクターであり中央扶助協会会長会の第一顧問であるシャロン・ユーバンク姉妹は、ネブラスカ州オマハの教会指導者と共にジーン・スタザート市長と会合した。ネブラスカ州のルター派ファミリーサービスと共に教会は、オマハの難民多数に支援を提供している。
地元の末日聖徒の女性らは、地域社会における難民らの自立を支援するためにボランティア活動を行っている。8月10日(金)、ルター派ファミリーサービスの会長兼CEOであるステーシー・マーチンとの会合で、末日聖徒の女性らは自らの経験を分かち合った。
「皆さんがお越し下さり嬉しく思います。ルター派ファミリーサービス全員を代表して皆さんを歓迎し、多くの方法で支援の手を差し伸べ、地域社会に貢献するようにすべての人を招待して下さったことに、心からの感謝を申し上げます。難民が避難場所、食料、教育を受けることなく地元に貢献することはできません」とマーチン市長はボランティアらに述べた。
「わたしたちは福祉施設を最大限に稼働させ、わたしたち自身が必要とする以上の物資を作り、ファミリーサービスが行っていらっしゃるようなプログラムに寄付します」とルター派ファミリーサービスとさらに共同で活動できる方法を模索したユーバンク姉妹は語った。2016年、扶助協会は「わたしは旅人であった」運動を展開し、教会員に難民支援を呼び掛けた。今日の新しい住民と同じように、1846~1851年にかけて、初期の教会指導者らから西部への旅を告げる知らせを待っている間、アイオワ州とネブラスカ州で多数のモルモン(末日聖徒)の開拓者らも難民であった経験を持つ。
「直接福音について話しをしているか、または肩を並べて地域社会にいる人々を助けているかにかかわらず、わたしたちにも微力ながらミニスタリングを行い、キリストの愛を示すことができます」とオマハの医師で地元の扶助協会指導者であるエリン・エバンスは語った。
「ユーバンク姉妹と共にわたしたち地域の女性教会員が、自分たちはイエス・キリストと家族そして自分たちが住んでいるこの地域社会を愛している末日聖徒の女性であることを知らしめる機会があったことは素晴らしいと思います」とオマハの扶助協会の会員であるキャリー・デリックは語った。
「わたしたちの地域社会に、神を愛し、神の愛を他の宗教信者にも示そうとする人々がいるということを知り嬉しく思い、またとても希望に満ちた気持ちになりました」とオマハの扶助協会指導者ニコール・スイーニーは話した。
地域放送
金曜の夜、ユーバンク姉妹はアイオワ州カウンシルブラフの集会所で青少年に向かい、伝道と神殿での奉仕について話した。
「皆さんは次世代の教会指導者です。皆さんは大きなプレッシャーを感じていらっしゃるでしょうが、主は皆さんが欠点を克服するのを助けてくださいます」と話した。
中央若い女性第二顧問のベッキー・クレーブン姉妹はカンザス州ウィチタで話した。中央初等協会第一顧問のリサ・L・ハークネス姉妹はアイオワ州アイオワシティを訪れた。
土曜日の午前、女性指導者らは数々の異なる場所から訓練集会の放送を通じて指導した。ユーバンク姉妹はアイオワ州カウンシルブラフの集会所にいたがその後、ハークネス姉妹と共にアイオワ州アイオワシティを訪れた。クレーブン姉妹はカンザス州ウィチタで放送を行った。
ハークネス姉妹は、福音を学ぶ最適な方法の一つは賛美歌を歌うことであると語った。
夜になると女性指導者らは独身成人と青少年のためのディボーショナルを行った。ユーバンク姉妹はオマハ州に留まり、ハークネス姉妹はミズーリ州セントルイスに移動した。ハークネス姉妹は、自分たちの環境に溶け込んでしまわないようにと話した。「わたしたちは際立っていなければなりません。聖約の道を歩むなら、人目を引くことへの恐怖はなくなるでしょう」と述べた。
クレーブン姉妹はミズーリ州カンザスシティ神殿の隣にあり、預言者ジョセフ・スミスが投獄されたリバティー監獄の近くにある集会所に足を運んだ。
「わたしは湿度が高いのは平気です。自分が若い女性だった頃のこと、そしてその時に起こったことを思い出していました。…ですからこの場所はわたしにとって神聖な場所です」とカンザスシティで育ったクレーブン姉妹は語った。
クレーブン姉妹は日曜日の午前にカンザスシティで行われた聖餐会で、教会の伝道プログラムに対して感謝の意を述べ、「伝道の業のおかげで、今のわたしがあります」と話した。テキサス州に住んでいた若い頃、末日聖徒の宣教師が家のドアをノックし、彼女の父親が彼らを招き入れたという。