2月20日土曜日に放送された,末日聖徒イエス・キリスト教会の初等協会プログラムの会員のための第一回「フレンド to フレンド」イベントにおいて,末日聖徒イエス・キリスト教会のラッセル・M・ネルソン大管長は次のように語った。「わたしたち一人一人が神から愛されている子供であることを思い出しました。どうか,この事実を心に留めてください。
この純粋な真理を忘れなければ,どのような問題にも信仰と勇気をもって立ち向かうことができます。」
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このイベントは,3歳から11歳の子供たちに福音の学習と活動を提供することで家庭をサポートする,初等協会の組織によって計画された。
英語,スペイン語,ポルトガル語で制作された3つのオリジナルイベントには,それらの言語を母国語とする各年齢グループの司会者が登場し,ChurchofJesusChrist.org,YouTube,BYUtv appで視聴可能である。
このイベントは英語から通訳され,2021年3月13日に,広東語,フランス語,ドイツ語,イタリア語,日本語,韓国語,中国語,ロシア語,セブアノ語,タガログ語で視聴できるようになる。
末日聖徒イエス・キリスト教会のネルソン大管長とそのほかの指導者たちは,40分のプログラムにおける様々な取り組みに加わった。子供たちは,イエス・キリストについてさらに学べるよう,手工芸,歌の集い,メッセージに参加するように勧められている。
工夫を凝らしたコンテンツを提供するだけでなく,イベントの司会も同じ年齢グループからの子供たちが務めた。
「わたしたちと一緒に来てください。」とユタ州ソルトレーク市からの共同司会者である7歳のブリアナ・ビルスニルは言う。「一緒に絵を描いて,祈りについてさらに学びましょう!」
英語のプログラムの間,ビルスニルとユタ州センタービルの10歳のペイソン・インクレイは,カラフルな360度の回転ステージセットの様々な部屋を周りながら,「フレンド to フレンド」のオンライン上の視聴者と交流した。
また,家庭におけるキリストを中心とした簡単なアートに取り組む方法の実例を示し,中央初等協会会長会のメンバーを含む特別ゲストを歓迎した。
「まず,天のお父様が皆さんのことをどれほど愛しておられるか知ってほしいと思います。皆さんは天父にとって特別な存在なのです。そして皆さん一人一人が影響を与える力をもっているのです。」と中央初等協会会長会のジョイ・D・ジョーンズ姉妹は子供たちに向けたメッセージの中で述べている。
このプログラムは,さらに短いセグメントに分けて利用し,子供,親,教会指導者が家庭での福音研究に役立てることができる。
このイベントの中心的なメッセージの一部として,ジョーンズ会長は子供たちに,救い主が行われたように仕える方法を見いだし,地域社会に有意義な影響を及ぼしている末日聖徒の子供たちの模範を分かち合った。
「フィリピンのシロについて話したいと思います。彼は新しい友達に手を差し伸べ,皆が仲間として輪の中に入れるようにしました」とジョーンズ会長は言う。「アメリカのエレノアは,ハリケーンが去ったあとに近所の人たちを助けました。」
子供たちはネルソン大管長のメッセージにも耳を傾けた。末日聖徒イエス・キリスト教会の指導者は,どこにいても前向きな影響を与えるという重要な役割を強調している。
「さて,世界をより良い場所にするために,皆さんが行える『小さな,簡単なこと』は何でしょうか」とネルソン大管長は尋ねた。「困っている人を助けることができます。イエス・キリストの教えを学び,従うことができます。救い主について知っていることを分かち合うことができます。主の戒めを守ることができます。」
十二使徒定員会のウリセス・ソアレス長老は,何年も前,故国のブラジルで経験した出来事を分かち合うために,自分の幼いときのアニメを紹介している。
ソアレス長老がある物を買ったときのことをアニメ化したのである。家に帰る途中でソアレス長老は,その店の主人がくれたおつりが多すぎることに気がついた。そのことが分かったとき,初めはそのお金をもらってしまおうとする衝動に駆られたが,幼いウリセスは戻って何が起こったかを店の主人に知らせることを決意したのだった。
「このときの正しい選びは,それからも数多くの正しい選択をし天のお父様との約束を守る力を与えてくれました」とソレアス長老は言う。「世界中の少年少女の皆さん……良い人生を送るために自分自身を備えてください。天のお父様は,あなたに必要な祝福をすべて与えてくださいます。」
「フレンド to フレンド」プログラムは,アメリカ領サモア,ノルウエー,ガーナを含む世界中の末日聖徒の子供たちにも放送された。
このプログラムを世界中の視聴者に合ったものとするために,母国語がポルトガル語であるソアレス長老はスペイン語で話し,中央初等協会会長会第一顧問のリサ・L・ハークネス姉妹は,このイベントを準備するときに学んだポルトガル語でメッセージを伝えた。
パンデミック以来,そして新型コロナウイルスに関連した安全対策のため,世界中の教会員の多くは,末日聖徒の子供たちを含め,個人的な礼拝の機会が取り止めになったり,制限を受けたりするなどの経験をしてきた。
「[このイベントを視聴するよう]子供たちが自分の友達を招いたり,家族の人を招いたりすることができるでしょう。かれらが会員であるかどうかは関係ありません」とハークネス姉妹は言う。「このプログラムは,家族や隣人に一致をもたらす力となるように意図されています。」
このプログラムは,さらに短いセグメントに分けて利用し,子供,親,教会指導者が家庭での福音研究に役立てることができるようになる。