最近、LDS慈善事業団(末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援部門)と教会員が設立したニュージーランドの非営利団体「学校に机と椅子を(Furniture for Schools)」がヴァヴァウにある2つの公立小学校に机と椅子と学用品を贈った。
寄付を受け取ったのはファンガトンガ小学校ネイアフとパンガイモトゥ小学校。
この出来事はヴァヴァウに大きな喜びをもたらし、島民は伝統的な歌と踊りで感謝の気持ちを表した。
公立小学校の教育委員会会長セコナイア・トゥイプロツゥは、教会指導者ルトビコ・サイパイアとシアレ・M・エリーザから寄付の贈呈を受け感謝を表し、「末日聖徒イエス・キリスト教会に今日いただいた物について感謝申し上げます。まさしくこれが、教室で必要としていたものです。教室で使うのに十分な数の安全な椅子と机をいただくことができ、生徒たちはこれからしっかり勉強することができるようになるでしょう」と述べた。
保健省大臣のソサイア・マウ・ピウカラは「みなさんは、なりたい人になれます。それができないなどと、誰にも言うことができません。お医者さんになりたい人はいますか?議員になりたい人はいますか?わたしはパンガイモトゥ出身で、この学校の生徒でした。みなさんは、将来、何にだってなることができるのです」と集まった子供たちに語った。
その他にも多くの要人が今回の贈呈式に参加した。
ヴァヴァウの公立小学校の地域事務局のシオネ・トコマアタは「皆さんのご支援と愛に感謝しています。きょうわたしたちがいただいたご支援と贈り物に対し、主がみなさんとLDS教会を引き続き祝福してくださることを願っています」と述べた。
元副首相であるサミウ・K・ヴァイプルは贈呈式に参加するためにヴァヴァウに飛行機で到着し、「学校長、PTA、生徒、両親のみんながとても喜んでいます。わたしたちがネイアフとヴァヴァウに引き続き学校を建てるために、今後も協力して働けるようにと願っています」と語った。