プレゼンテーションに先立って設けられた歓談の場にアジア北地域会長の崔 崙煥長老と顧問の和田貴志長老、L・トッド・バッジ長老が加わり、プレゼンテーション終了後の質疑応答では出席者からの質問に答えた。
この日集まったのは、神道、仏教、ユダヤ教、イスラム教、バハイ教。キリスト教からは、カトリック、ユニオン教会、イギリス国教会、末日聖徒イエス・キリスト教会の代表者たちであった。毎月開かれる評議会では、各宗教代表者が順番に司会を務め、それぞれの教義を説明することになっている。
東京インターフェイス評議会は使用言語を英語とし、異なる宗教との関係を築くことを望む宗教指導者、信者たちで構成されている。
評議会が定めた基本理念は次の通り:
- 地域社会の向上を図るために、協力し連携するよう働きかける。
- 祈り会、討議、対話を通し、また、宗教関連行事を祝うことを通して宗教について教える。
- 世界および地方の問題に合わせて、多宗教礼拝を指導する。
- 世界規模でも地域でも、教育と協力を通して、宗教には建設的に果たすことのできる役割があることを地域社会に教える。
評議会会員は常に、これまで参加したことのない宗教に声をかけて招待し、歓迎している。毎月、スケジュール調整を行い、奉仕活動に関する情報とそれぞれが行っている活動を共有し、意志疎通を図りながら互いの関係と信頼を築いている。
エイプリル・クック姉妹は評議会にこう期待する。「東京インターフェイス評議会がこれから参加者を増やして大きくなり、そうすればきっと、多くのすばらしい人たちの評議の声によって、日本の全ての宗教のために、宗教と宗教の自由が広く認められるようになるでしょう。これがわたしの望みです。」