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聖地を訪問する預言者

ネルソン大管長、エルサレムで世界ツアーを続行

聖地を訪問するラッセル・M・ネルソン大管長

2018年4月14日(土)、エルサレムで世界巡回ツアーを続行する末日聖徒イエス・キリスト教会のラッセル・M・ネルソン大管長は「預言者が必要とされる理由は、天父が子供たちにご自分の元に戻ってきて欲しいと望まれているからです」と述べた。

そして「神は常に預言者を通して地上の子供たちに働きかけられます。しかし神は、子供たちが自分で天父の元に戻ることを選ぶように願っておられます。ですから、(預言者を通して与えられた)戒めに従順であることを選ぶ人々は、家族と共に神の元に戻り、永遠の生命を得ることができるのです」とネルソン大管長は続けた。

これは、ブリガム・ヤング大学(BYU)エルサレムセンターで学ぶ学生とともに教会員とその友人が集った地区ディボーショナルで話された言葉である。

 

「教会の新しい大管長として、皆さんにお伝えすべきと感じた二つのメッセージがあります。一つはイエスがキリストであり、主は神の子供たちすべてに一つのメッセージを持っていらっしゃることです。二つ目は、主は世界の人々を招いていらっしゃるということです。わたしたちは神の子供すべてに救い主の元に来るようにと招きます」とネルソン大管長は述べた。

エルサレムはヨーロッパ、アフリカ、アジア、ハワイ諸島の都市を回るネルソン大管長の世界ツアーの二番目の訪問地となった。このツアーは英国のロンドンを皮切りに4月12日(木)に始まった。

ツアーにはネルソン大管長の妻ウェンディーそして十二使徒定員会ジェフリー・R・ホランド長老と妻のパトリシアが同行している。今回のツアーは、ネルソン大管長が1月に教会の第17代大管長として指名されて以来、アメリカ国外への初めての公式ツアーとなる。

ホランド長老はBYUの学長だったときにエルサレムセンターの設立に貢献した立役者である。同長老は土曜日、聖書時代の聖地エルサレムにあるこのセンターへのネルソン大管長の訪問が、非常に象徴的であり重要であると語った。

「ここは伝説の地です。今わたしが、聖書の時代にエルサレムにいた古代預言者と同じ権能と神権を持ち、同じ福音を教えている現代の預言者ラッセル・M・ネルソン大管長と一緒にこの地にいることを考えると、大きな感動を覚えます」とホランド長老は述べた。

また「わたしたちの今日の生きた証は、古代と同じ教義を教えるためにこの聖地に、まさしく今、生ける預言者が訪問されているということです。末日聖徒にとって、また世界にとって、この出来事の重要性は言葉で言い尽くせません。わたしが今日感じている感動は、まさしくその事実からくるものです」とホランド長老は続けて語った。

聖地訪問中、大管長とホランド長老は救い主への思いと主を証しする言葉を分かち合った。「ゲッセマネという名前はオリーブ油圧搾の地を意味する重要な名前です。オリブ(オリーブ)山にオリーブが運ばれ、貴重なオリーブ油が圧搾されました。これは、全人類の罪の重さを背負ったイエスはまさに搾られたということを象徴するものです。主はわたしたちの贖い主および救い主として、血の汗(つまり貴重な油)を流されたのです。ですから、ゲッセマネは非常に重要な場所です。この地で苦しみが始まったのです」とホランド長老は述べた。

教会の指導者らは日程よりも早くエルサレムを立った。当地に起こった宗教的緊張感、そして空路に空きがあったことから、一行は土曜日の地区大会後にエルサレムを後にした。そのため、アフリカ訪問の日程が予定より早く始まることになる。

世界巡回ツアー

「世界巡回ツアー」の日程は2018年4月10~23日。次の訪問地となるケニアのナイロビでは、ネルソン大管長が参加する集会の模様が現地国内のすべての教会員に向けて放送される。その後の訪問先は、ジンバブエ・ハラレ、インド・バンガロール、タイ・バンコック、中国・香港、米国ハワイ州となる。

世界的な教会

ユタ州ソルトレークシティに本部を置く末日聖徒イエス・キリスト教会は世界に1600万人を超える会員を有する。イスラエルには4つのユニットがあり、そこには約260人の教会員がいる。

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