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鶏が食生活の改善と労働の価値を教えるのに貢献

ザテキラティとオファ・フィシィイタリアの家族は、トンガのハアカメにある自宅に利益を生み出す鶏小屋を持っている。2017年9月、末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援部門であるLDS慈善事業団が提供したワイヤーを使って、この家族は全員で鶏小屋を作った。

         

柱には低木から採取した枝を用いた。ワイヤーを広げ、柱に釘で固定させた。次に鳥小屋のドアと生んだ卵を入れるための箱も作った。

        

家族は、ニュージーランドの畜産課が提供した雌鶏18羽、雄鶏3羽を飼育した。雌鶏はそれぞれ毎日少なくとも1つ、時には2つの卵を産むようになった。家族は卵を食べるようになり、それによって栄養が得られるようになった。

      

テキとオファには6人の子供がいる。子供たちは鶏小屋の掃除、鶏のエサと水やり、卵集めという作業を行いながら、労働の価値を学び続けている。また、子供たちは集めた卵を売るために、家の近くの村の小さなお店に持って行く。卵の売上金は子供の教科書、学用品、制服を購入するのに当てられている。

    

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