末日聖徒イエス・キリスト教会はイタリアで初めてとなる神殿のオープンハウス開き一般大衆を招待する。教会指導者らは、イタリア・ローマ神殿の無料オープンハウスが2019年1月28日(月)~2月16日(土)(日曜日を除く)に開かれることを発表した。
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オープンハウス開始の数週間前に、templeopenhouse.lds.orgにてツアー参加への予約が可能となる。神殿はローマ北東部グランデ・ラッコルド・アヌラーレの近くに位置し、2019年3月10~17日に正式に奉献される。
末日聖徒イエス・キリスト教会の世界的指導者であるラッセル・M・ネルソン大管長は「この神聖な神殿で執行される神聖な儀式は、家族を永遠に結び固めることになります。神はご自身のすべての子供たちを平等に愛され、愛を持って世代を超えて家族を結び固める方法を与えられています。わたしたちは、長年にわたり歴史的に重要な出来事が起こったこの町に1つの神殿を奉献できることを嬉しく思います」と述べた。
2008年10月に発表されたイタリア・ローマ神殿建設のニュースは、イタリアの教会員たちと世界中の教会員に、畏敬の念と感謝の気持ちを持って受け入れられた。すべてのキリスト教徒と同様、モルモンはローマを聖書の物語で語られるように古代の使徒ペトロとパウロがイエス・キリストの福音を述べ伝えた歴史的な場所としてとらえている。
40,000平方フィート(約3,700平方メートル)の敷地に3階建ての神殿建設が始まったのは、トーマス・S・モンソン大管長とその他の教会指導者、地域の指導者らと共に伝統的な鍬入れ式が行われた2010年10月23日であった。
イタリア・ローマ神殿は、多目的集会所、訪問者センター、家族歴史センター、訪問者宿泊所を含む15エーカー(約6万平方メートル)の宗教・文化センターの一部として建てられる。神殿の外壁は装飾的な艶出し加工が施された花崗岩で作られている。内装は最高級の素材と職人技を用いて作られた大理石、木工細工、装飾絵画で飾られている。
この神殿にはイタリアや近隣国に住む23,000人以上の教会員が参入することになる。現在、儀式が執行されている神殿は世界で159あり、そのうちの12がヨーロッパにある。
末日聖徒の神殿は、教会員が日曜日の礼拝行事のために集まる集会所とは異なる。神殿は「主の宮」と考えられ、結婚、バプテスマ、その他の家族を永遠に結び固める儀式を通してイエス・キリストの教えが再確認される場所である。
神殿の目的、そして末日聖徒にとって神殿がいかに大切であるかについては、https://www.mormonnews.jp/記事/神殿を参照。
イタリア・ローマ神殿についての詳細は、http://www.media-mormoni.it/articolo/tempio-di-roma(イタリア語)を参照。