コネチカット州ハートフォード神殿が奉献され、米国のニューイングランド地区はあたらしく主の家を持つことになった。
末日聖徒イエス・キリスト教会大管長会第一顧問のヘンリ―・B・アイリング管長は、2016年11月20日日曜日、この神殿を奉献した。
奉献式に先立ち、アイリング管長は、伝統的な定礎式を管理し、それをもって神殿の完成を知らせた。
アイリング管長は、次のように語った。「ここに礎石があります。儀式のためにすでにここに置かれていますが、これからセメントでこの礎石を固定するという儀式を行います。ご存知のように、救い主ご自身がこの業、そして教会の礎石であられます。」
アイリング管長は、神殿の名前と奉献日が刻印されたコテを使って礎石をセメントで固定する作業に何人かの子どもたちを招いた。寒い11月の朝、この儀式のために足を運んできてくれた子どもたちに感謝の言葉を述べ、こう言った。「こんなに寒いのに、来てくれてありがとう。神様は喜んでおられるよ。」
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Temple Square is always beautiful in the springtime. Gardeners work to prepare the ground for General Conference. © 2012 Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved. | 1 / 2 |
神殿地区内の教会員によって構成された聖歌隊が、定礎式と奉献式の3度のセッションに音楽を提供した。会員たちは、神殿内で、または、地元の教会堂で儀式に参加した。
アイリング管長と共に奉献式に出席したのは、十二使徒定員会ジェフリー・R・ホランド長老、七十人会長会のジェリット・W・ゴング長老、七十人のランドール・K・ベネット長老とラリー・Y・ウィルソン長老である。
神殿奉献式の前夜、アイリング管長は教会の青少年に向けて、神殿完成を祝うこの機会が忘れられないものになるであろうと話した。
「これは、主の光、一致の精神、希望、信仰の足跡を祝う機会です。ダンスのステップ一つひとつに、音の一つひとつにそれを感じてください。」
コネチカット州ウォーリングフォード近郊のオークデール劇場を会場に、末日聖徒の大勢の青少年が、歌と踊りによって地域と教会の歴史を披露した。
アイリング管長は、賛美歌「神の驚くべき業(神の奇跡)」を引用して、青少年たちにこう語った。
「今晩のあなたがたのパフォーマンスは、天父がおこなわれた奇跡の一部です。あなたがたと周りの人の人生にその奇跡をもたらしていくことでしょう。この現象は、永遠に有効なのです。」
神殿は、コネチカット州、ロードアイランド州西部、マサチューセッツ州西部、ニューヨーク州東部に住む2万7千人の教会員によって利用される。
奉献式に先立って、9、10月は神殿のドアが一般公開のために開放され、訪れた人々が神殿内を見学した。州や地域からの来賓をはじめ、およそ5万1千人の人々が訪れた。神殿は、ファーミントン市セントラルウェイ2番地の4号線とメルローズ通りの角に位置している。
末日聖徒の神殿は、教会員が日曜の礼拝のために集まる通常の集会所や教会堂とは異なる。神殿は、「主の宮居」と捉えられ、結婚やバプテスマ、その他の儀式によって、家族を永遠に結びつけ、イエス・キリストの教えを実践する場と位置づけられている。