「熱帯サイクロン『ジータ』によって浸水被害を受けたサモアの被災地では、まだ水が引いていない場所があり、道路からのがれき撤去と電力供給の再開に手間取っている」と2018年2月12日ニュージーランドのラジオ局が伝えた。
ラジオ放送によると「サイクロン『ジータ』はサモア独立国とアメリカ領サモアの両方に被害をもたらした」という。
末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師と会員たち全員は安否が確認された。
若い宣教師の一人であるブリスベン出身のチュー・シング姉妹は、金属の破片を踏み、足を負傷した。宣教師仲間のリアナ長老(ハワイ)とムリポラ長老(サバイイ)が彼女を高地に運び避難させた。
水が引くまでの浸水被害を受けた住民たちの避難場所として、教会の集会所が提供された。
今回のサイクロンにより家庭および地域菜園の作物が被害を受けたことが報告されている。
ペセガにある末日聖徒の奉仕センター(教会の建設、人道支援、物資提供の中心地)は浸水し、浄化槽も被害を受けた。その他の地域でも給水管に汚水の混入があったことが報告されている。
教会のパゴパゴにあるオットーヴィル・ステークセンターでは、教会のカルチャーホールの屋根に損傷を受けた。教会集会所のフェンスには倒木による被害があったことが報告されている。
サモア独立国とアメリカ領サモアの教会指導者らは継続して政府機関と連絡を取り、被災地にて引き続きボランティア活動を行う。
ブリスベン出身の若い宣教師のチュー・シング姉妹は、サモア・アピア神殿からほど近いところで金属の破片を踏み、足を負傷した。宣教師仲間のリアナ長老(ハワイ)とムリポラ長老(サバイイ)は彼女を高地に運び避難させた。チュー姉妹は今週ブリスベンに帰り治療を受ける。