ニューポート(英国ウェールズ)-2018年2月9日、ヒンズー教、イスラム教、シーク教、キリスト教の女性指導者らが地元そして世界中からウェールズのニューポートに集まり、「ますます宗教から人の心が離れるこの世にあって信仰深く生きること」について話し合った。「世界女性多宗教大会」の講演者は、積極的な態度で今の世を生きる上で宗教がどのような助けになったかについて、個人的な経験を分かち合った。
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末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン)の2人のトップリーダーであるジーン・B・ビンガム姉妹とジョイ・D・ジョーンズ姉妹は、ケルティック・マナー・リゾートで開催された今回の多宗教大会への参加を皮切りに10日間にわたるヨーロッパ訪問の日程を開始した。
「わたしたちが宗教を信じる女性として団結するとき、異宗教間の関係を強めるだけでなく、助けの手を差し伸べることによって個人生活にも変化をもたらすことができます」と教会の中央扶助協会会長のジーン・B・ ビンガム姉妹は300人以上の参加者に話しかけた。扶助協会は世界で最も大きな女性組織の一つである。ビンガム姉妹の傍らには同じく教会の中央初等協会会長であるジョイ・D・ジョーンズ姉妹がいた。初等協会会長会は、18カ月~11歳の子供たちを教える教会組織の監督を行う。
「宗教が正しく理解されていない今の世の中にあって、同じ宗教心、共通した価値観と地域社会に貢献したいという望みを持つ女性と会うことで、心を新たにすることができました」と今回の大会に出席したウェールズのイスラム教評議会のアマンダ・モリスは述べた。
女性宗教指導者らウェールズで信仰生活を語り合う
大会プログラムの一環として、参加者はサマラズ・エイド・アピール(Samara’s Aid Appeal)と呼ばれる奉仕活動に参加する機会があった。
「この奉仕活動に使用されたものすべてがサマラズ・エイドのために寄付されたものです。良い目的のために一緒に働くことで、宗教を信仰する女性であるわたしたちが特別な方法で団結することができました」とウェールズ多宗教評議会の一員でありイベントコーディネーターであるジュリー・ジョーンズは説明した。
サマラズ・エイド・アピールは中東その他の地域に人道支援を提供する活動で、英国を拠点に行われている。
ビンガム姉妹とジョーンズ姉妹は引き続きヨーロッパの数ヵ国を回り、教会員に助言と励ましを与える予定である。