末日聖徒イエス・キリスト教会十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード会長代理は11月15日(金)の午前、ニューヨーク市にある国連本部を訪れ、国連総会会長室の代表者と会合を持った。
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「ここニューヨークはすべての国籍、すべての文化背景を持つ人々が、天父の子供たちの生活に影響を及ぼす世界的な問題を解決するために集まる非常に重要な場所です。ここで国連総会に出席する人々が、自分が代表している国だけでなく、全人類という家族のために何が最善であるかを考える時、問題解決が可能となります」とバラード会長は述べた。
バラード会長と第74回国連総会の官房長代理であるジェロビーム・シャンニカ博士との会合で、2人は飢餓と貧困の根絶および教育の改善などの優先度の高い事柄の数々について話し合った。
「互いに協力する方法について話し合うことができ、とても実りの多い会合となりました。理解の架け橋や互いへの寛容、そして宗教団体には国連に協力するという役割が果たせることについて話し合いました」とシャンニカ博士は語った。
金曜日、バラード会長はユダヤ教指導者のメイア・ソロベチクとも会談し、米国内で最古のユダヤ教の会堂(Congregation Shearith Israel)を見学した。
ソロベチク師との会合は、教会の幹部指導者らがインターフェイス(宗教間の対話)として長年行っている活動として最新のものとなった。今年はラッセル・M・ネルソン大管長がバチカンにフランシスコ・ローマ法王を訪問したばかりであり、またニュージーランドとサウジアラビアのイスラム教指導者数名との建設的な話し合いや、ニューヨークの大司教をテンプルスクエアに招くことも実現した。
教会とソロベチク師との交流は数年前に始まった。2017年、十二使徒定員会のデビッド・A・ベドナー長老がユダヤ教徒の団体が主催したインターフェイスの集会において、結婚について話した。2016年にはソロベチク師がエルサレムにおいて、末日聖徒とユダヤ教徒の合同集会に参加して、教会初期の使徒が聖地に旅してから175周年を記念する年を祝った。
金曜日の午後、バラード会長はコスタリカの国連大使ロドリゴ・アルベルト・カラゾ・ゼレドンと会合を持ち、宗教の自由、家族歴史活動、社会における格差の広がりなど、多岐にわたるトピックスについて話し合った。
またこの日、バラード会長はAP通信社とニューヨークタイムス社のジャーナリストから別々にインタビューを受けた。
「とてもオープンで偏見のない話し合いができました。躊躇することなく、教会について説明する機会をいただきました。メディアのインタビューにはいつもリスクがつきまといますが、きょうのこれまでの経験はとても良いものだったと思います」とバラード会長は語った。
バラード会長は翌日の土曜日にも、駐米メキシコ大使のマルタ・バルセナ氏、ニューヨーク在住のメキシコ総領事ジョージ・イスラス・ロペズ博士、ニジェールの国連大使アブドゥ・アバリー氏、西アフリカ諸国経済社会の国連代表コネ・タノウ・レオン氏らと会合し、多忙なスケジュールをこなした。
さらにバラード会長は、教会が強く有意義な関係を築いてきた全米黒人地位向上協会(NAACP)の代表者らとも会合した。教会とNAACPはシカゴとサンフランシスコでの教育向上に向けた共同活動のため、またヒューストンとシャーロットでもその他の活動のために過去に数回会っている。
「きょうは非常に特別な日となりました。わたしたちはお互いの関係をさらに深めていきます。また、今年初めに開始した自立支援プログラムも素晴らしい成果を上げることができ、とても嬉しく思っています」とバラード会長との会合に参加したNAACP全米委員会副議長カレン・ボイキン-タウンズは話した。同氏によると、NAACPは2020年にこの自立支援プログラムをさらに多くの地域で広める予定だという。
バラード会長とゲラード長老は、土曜日に教会のリンカーンスクエアビルで開催されたディボーショナルにも参加した。
バラード会長は今回のニューヨーク旅行を「特別な旅であった」とした。そして訪問した各地で、人々の人生がより良くなるために助けとなるメッセージを分かち合うように努めたという。
「住んでいる場所がどこであろうと、この世に存在する多くの問題は、人々がこの世の救い主に心を向ける時に改善へと向かい、解決も可能でしょう」とバラード会長は述べた。