先月発表されたように、今年4月、末日聖徒イエス・キリスト教会のラッセル・M・ネルソン大管長と妻のウェンディーが、十二使徒定員会のジェフリー・R・ホランド長老と妻のパトリシアを伴いヨーロッパ、アフリカ、アジアを歴訪する。世界的な教会の指導者らは2018年4月10~23日に11日間かけて世界8都市を巡回するツアーにソルトレークシティから出発する。
モルモンの指導者らは以下の都市において教会員、宣教師らと会う予定。
4月12日(木)
イギリス・ロンドン
4月12日(木)の夜、ロンドンで開かれる集会があり、その模様はイギリスとアイルランドの教会集会所に放送される。この集会への出席には、現在配布中のチケットが必要となる。英国には約186,000人、アイルランドには4,000人近くの教会員がいる。宣教師が初めて海外に伝道に出たのは、教会設立のわずか7年後の1837年。伝道地はイギリスであった。現在、ヨーロッパには約512,000人の末日聖徒がいる。
4月14日(土)
イスラエル・エルサレム
聖地では末日聖徒を集めて大会が開かれる。教会はイスラエルに4つのユニットを有し、約260人の教会員がいる。エルサレムにはブリガム・ヤング大学エルサレムセンターがある。エルサレムでは歴史的な名所への訪問も予定されている。
4月16日(月)
ケニア・ナイロビ
教会指導者らは1つの集会に参加し、その模様はケニア中の末日聖徒のユニットに向けて放送される。最初のアフリカ人改宗者は1979年にケニアでバプテスマを受けた。現在、ケニアには13,000人以上の教会員がいる。
アフリカでは教会員が増加しており、現在の数は約540,000人である。
4月17日(火)
ジンバブエ・ハラレ
ジンバブエでは宣教師と教会員を招いた複数の集会が開かれる。またデボーショナルも行われ、その模様はケニア国内の全ての教会集会所で放送される。
ジンバブエを故郷と呼ぶ末日聖徒は30,000人近くいる。当時南ローデシアと呼ばれていたこの国で伝道が始まったのは1930年代初期であった。
4月19日(木)
インド・ベンガル
インドでは教会員と宣教師を対象に集会を行う。インドには40以上のユニットがあり13,000人以上の教会員がいる。公式ではないものの、インドでの伝道活動は1850年代に始まっている。インドで最初の集会所は2002年2月に奉献された。
アジアには110万人以上の末日聖徒がいる。
4月20日(金)
タイ・バンコック
タイでは教会員を対象に集会が開かれる。タイでは1961年に定期的な礼拝行事を行うことが正式に認可され、1966年11月にゴードン・B・ヒンクレー大管長がタイを伝道地として奉献した。タイには21,000人以上の末日聖徒がおり、ユニット数は40。
4月21日(土)
香港
香港では末日聖徒を対象とした集会が開かれる。香港の伝道部は1949年に設立された。現在、香港には25,000人近くの教会員がおり、ユニット数は41。1996年には神殿も完成した。
4月22日(日)
アメリカ・ハワイ州ホノルル
世界巡回ツアーの最終目的地となるハワイでは、ライエにあるブリガム・ヤング大学ハワイ校のキャンパスで集会が開かれる。ハワイには74,000人の教会員がおり、オアフ島北部沿岸のライエおよびハワイ島のコナに位置する2つの神殿がある。
MormonNewsroom.orgでは、今回の歴史的なイベントをビデオや写真を織り交ぜ完全報道する。