信仰心の大切さを知らせるために信仰にまつわる様々な経験を分かち合う多宗教グループであるフェイス・カウンツ(Faith Counts)による恒例の「あなたの信仰をビデオに(Film Your Faith)」コンテストのトップ10が選出され、最終選考のための投票が始まった。エントリー作品は、社会における信仰の価値を描くオリジナルのビデオ。今年で3回目となるこのコンテストでは、2018年7月31日まで視聴者がお気に入りのフィルムを選んで投票できる。
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「今年エントリーされた作品にはとても満足しています。短編ビデオの質はことのほか高く、信仰についてのポジティブなメッセージが全く異なるクリエイティブな方法で伝えられています」と1億人以上の米国人を代表する非営利団体フェイス・カウンツのコミュニケーションディレクターのケリー・トラウプは述べた。
最終選考に残った10のビデオを紹介しているフェイス・カウンツのウェブサイトでは、一人につき1日1回投票が可能である。結果は2018年8月10日(金)頃にフェイス・カウンツのメディアを通じて発表される予定。投票数の最も多かったビデオの作者には、現金1万ドル(約110万円)の賞金が授与される。
最終選考に残った10作品は、映画産業や多宗教コミュニティから選ばれたフェイス・カウンツの審判団による審査も受け、最優秀賞には賞金2万ドル、優秀賞には賞金2500ドルが授与される。
最優秀賞および優秀賞の審査結果は、2018年9月14日(金)にオハイオ州コロンバスで開催される第69回宗教ニュース協会コンベンション年次大会およびフェイス・カウンツのソーシャルメディアを通じて発表される。
2014年、末日聖徒イエス・キリスト教会とその他の宗教団体は、米国内における教会出席率と宗教心の低下を改善するため、FaithCounts.comとソーシャルメディアを共同で開設した。
信仰を持つすべての宗教信者は個人的な信仰に関する経験をフェイス・カウンツのホームページや#FaithCountsのハッシュタグを用いてソーシャルメディアを通じて分かち合うよう奨励されている。約60万人のフォロワーを有するフェイス・カウンツは、最も急成長したメジャーな多宗教のオンラインプラットフォームとなった。
FaithCounts.comを後援するパートナー団体は、ファースト・アメンドメント・パートナーシップ、米国聖公会移住者担当者グループ、フランシスコ会修道士スチューベンビル大学、ヒレル・インターナショナル、米国ヒンドゥー教財団、オーソドックス・ユニオン、セブンスデー・アドベンティスト教会、シーク教米国法的弁護と教育基金、末日聖徒イエス・キリスト教会、救世軍、ユナイテッド・ステイツ・カンファレンス・オブ・カトリック・ビッショップスある。
今年のコンテストの審査員は、アファーム・フィルムズ(Affirm Films)のリッチ・ペルソ、映画「ブルー・ライク・ジャズ(Blue Like Jazz)のプロデューサーのスティーブ・テイラー、ロットン・トマト(Rotten Tomatoes)の評論家カム・ウィリアムズ、映画「アンブロークン不屈の男(Unbroken)」のプロデューサーのマット・ベイアー、2017年の「あなたの信仰をビデオに」の最優秀賞受賞者サイモン・リベラ、映画のレビューを行う組織「Plugged In」のディレクターのボブ・ワリスゼウスキー、ユナイテッド・ステイツ・カンファレンス・オブ・カトリック・ビッショップスの信教の自由委員会会長ジョセフ・カーツ大司教、中央扶助協会会長会およびLDS慈善事業団ディレクターのシャロン・ユーバンク姉妹、ペンシルバニア大学のヒレル・ラビであるジョシュア・ボルトンラビ、そしてシーク教米国法的弁護と教育基金の事務局長ボルデブ・シングである。