モルモンタバナクル合唱団とテンプルスクウェア管弦楽団は,ヘンデルの「メサイア」を全曲通して演奏する。めったにない機会である。この復活祭の演奏は,ちょうど聖金曜日(訳注―復活祭の日曜日の前の金曜日)に当たる2014年4月18日と,4月19日土曜日の午後7時30分からタバナクルで行われる。毎年恒例の復活祭のコンサートで合唱団と管弦楽団がそろって演奏するのは10年間ぶりとなる。モルモンタバナクル合唱団の音楽ディレクターを務めるマック・ウィルバーグがこの行事の指揮をとる。
この曲はよくクリスマスと結び付けて考えられるが,ヘンデルの「メサイア」はそもそも1742年4月13日にダブリンの音楽ホールで復活祭のために初めて演奏された曲である。この曲は,キリストの誕生から死,さらにはやがて起こる復活に至るまでのキリストの生涯に起こった出来事を伝えている。
チケットの申し込みは3月11日火曜日に開始した。7分半でチケットは完売したが,キャンセル待ちにより,先着順に席を確保できる可能性がある。詳しくは,合唱団のFAQ ページ(よくある質問のページ)を参照。
このコンサートには,著名な演奏家たちが出演する。ソプラノ・ソリストにキエラ・ダッフィー,アルト・ソリストにタマラ・ムンフォード,テノール・ソリストにブライアン・ストゥッキー,バス・バリトンにカイル・ケテルセンを迎える。コンサートについて詳しくは,モルモンタバナクル合唱団のウェブサイトを参照。