2020年3月19日午後5:30(米国山岳部夏時間) 更新
18日(水)の地震発生後、建設請負業者、コンサルタント、教会本部職員らはテンプルスクエアと教会本部敷地内にある建物の被害調査を行った。幸い、この地域の建物には構造的な被害はなく、教会本部敷地内のすべての建物は開館が可能となったが、COVID-19感染による以前からの一般へ立入禁止状態は続いている。
人道支援センターとデゼレト製造施設を含むソルトレーク・シティーの西側に位置する教会施設の数々は、地震により構造的な被害を受けている模様で、現在調査中である。ビーハイブ衣料縫製工場も屋内にいくらかの被害を受けている。これらすべての施設は今後、再開できるまで一時的に閉鎖される。
さらに12の集会所も被災しており、さらに詳しい調査が必要となっている。これらの集会所のほとんどはマグナm地域に位置するものである。
3月18日現在の声明
末日聖徒イエス・キリスト教会のスポークスマンであるダニエル・ウッドラフは水曜日の朝、以下の声明をメディアに発表した。
今朝7:09(米国山岳部夏時間)、ソルトレーク・シティーにおいてマグニチュード5.7の地震が発生しました。教会職員の被災者は報告されていません。教会本部施設のすべては建物の安全性が確認されるまで閉鎖されます。
耐震性補強工事のために閉鎖されていたソルトレーク神殿にも、今朝の地震によりわずかな被害がありました。天使モロナイ像のトランペットが落下し、神殿の小さな尖塔石のいくつかが少し移動しています。工事現場の作業員に負傷者はありませんでした。本日の工事は中止され、作業員は帰宅するよう指示を受けました。完全な調査を行ってから、今後の作業の計画を立てることになります。今回の地震により、この歴史的な神殿を保存するためにも、また神殿参入者や訪問者にとって神殿が安全であるためにも、耐震性補強工事が必要であることが示されました。