ニュースリリース

地元村民とLDS慈善事業団が医療ケア改善に尽力

共同作業によって医療が改善

ガーナのブロング=アハフォ州にある村々の指導者らが、末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援部門であるLDS慈善事業団と協力して、妊婦に対するケアと地元住民に対する一般的な医療ケアの改善を実現させた。

 

村民たちは政府の援助を得て「地域に根差した計画とサービス(CHPS)」と呼ばれる「ファーストレベル」の医療ケア施設を設立した。建物は完成し職員もそろったが、設備と医療機器と用具が不足していた。

ガーナ医療サービスのテチマン村の担当部長あるダミアン・パンギュイア医師は「建物はあり、助産婦と看護師もいましたが、残念なことに医療機器も用具もありませんでした」と語った。

「一人の友人がLDS慈善事業団と連絡を取るようにとアドバイスをくれました。教会が各地域のニーズを評価し終えた時、胸がいっぱいになりました。これで産婦、新生児、そして救急医療が提供できます。家の近くで医療が受けられるようになり、みんなは喜んでいます。これは奇跡です!」とパンギュイア医師は述べた。

LDS慈善事業団は、地域そして地域指導者らと共同で作業を行った。4つのCHPS施設に対する寄付により、産科ケアに必要な出産用用具とケアセンターで使用される医療用具を入手することが可能となった。

      

部族の首長たち、クイーンマザー(女性権力者)ら、政府官僚ら、そして地元住人は10月3日の贈呈式に参加し、教会指導者らから渡された寄付確認書を受け取った。贈呈式では、部族の指導者らが寄付について話した。

CHPSユニットの公衆衛生部長ダイアナ・アシグリは、地域住民と来賓に向かい、各施設で助産婦と看護師は24時間体制で任務に当たると述べた。

「教会と地元指導者らの支援に感謝しています。今すぐに患者が来ても大丈夫です。テチマンにある大きな病院まで行かなくても、出産することができるようになりました。わたしたちが必要としていたものは、すべてここにあります」とアシグリ部長は語った。

    

「ガーナの郊外の住民は自分たち自身で医療を提供できるようにと努力しています。皆さんのような組織が支援して下さり、感謝しています。皆さんからの贈り物を受け取り、今後はこの小さな施設を自分たち自身の手で、患者にケアを提供できる医療施設にしていくつもりです」とクンツンソ村のナナ・ボアキー・アンサ村長は語った。

アンサ村長は「皆さんの支援と地元看護師のおかげで、小さな病気が救急医療を必要とするような事態はなくなるでしょう。村民がこの地元で医療ケアを受けられるようになりました。ありがとうございます」と述べた。

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