- Helping Hands volunteers clean the Kamiooka Beach.
- Bleach cleaning instructions
- Kamiooka (25).JPG
- Kamiooka (68).JPG
- Kamiooka (71).JPG
- Small volunteer cleaning sand from his shoes
- Kamiooka (79).JPG
- Kamiooka (90).JPG
- Kamiooka (135).JPG
- Kamiooka (147).JPG
- Kamiooka (154).JPG
1 / 2 |
日本を元気にしようと、末日聖徒イエス・キリスト教会の200以上のユニットが奉仕活動を計画している。その活動のほとんどは「全国奉仕の日」と定められた5月18日に行われるが、4月の週末に奉仕活動を始めたユニットがいくつかあり、大和ワードと藻岩ワードと山形ワードは近隣住民とともに周辺地域、そして廿日市ワードと上大岡ワードは公園と浜辺においてそれぞれ清掃活動を行った。
曇り空ながらも爽やかな朝となった当日、上大岡ワードに集合したボランティアたちは横浜南部の海の公園(シーサイドライン)までハイキングしながらゴミ拾いを行った。参加者のほとんどが30分以上かけて駅から公園まで歩いた。
指定してあった時間と場所では、工藤啓二兄弟が軍手とゴミ袋を手渡し、27人のボランティアを異なる方面に割り当てて送り出し、見つけられるゴミをすべて拾うように、また浜辺にいる人たちに自分たちが何をしているのかを話すようにと伝えた。
日本人はきれい好きであることから、最初ゴミを見つけるのは難しかった。初等協会の子供たちや若い女性が、飴の包み紙やたばこの吸い殻などを一生懸命探して拾うその仕事ぶりは非常に几帳面なものであった。その後すぐに、割れたビンも見つかった。方々に散らばっていたボランティアらが浜辺の波打ち際に集合すると、プラスチックのボトルや袋、釣りに使う擬似餌、アルミ缶が散乱しており、海藻に絡まっている他のゴミも見つかった。
ボランティアらが浜辺でピクニックや水遊びなどを楽しむ大勢の観光客らの間を縫ってゴミ拾いを行っていると、大勢の人から質問を投げかけられた。「全国奉仕の日」について説明すると、活動に対して感謝の言葉を伝える人もいた。話を聞いた人の中からは、知っていれば奉仕に参加したのにと残念がる声も度々聞かれた。
今回行われたこれらの奉仕活動は、教会員が教会外の人々とともに奉仕する機会を持てるように計画されたプログラム「ヘルピングハンズ」によって指揮されたものである。「ヘルピングハンズ」は、町の通り、公園、学校、リクリエーションエリアの清掃を行い、献血や貧しい者への食料寄付活動などその他の方法で奉仕を行う計画も立てている。
2019年5月18日(土)は「全国奉仕の日」と定められ、末日聖徒イエス・キリスト教会が地域への贈り物として奉仕を行う日である。50以上の地域では地元住人、リクリエーションセンター、その他のグループなどとの共同活動として、奉仕を行っている。共に奉仕することで地域との関係が構築され、その関係が日本における多くの社会問題の解決に役立つことがある。奉仕には誰でもが参加でき、詳細は以下のリンクに掲載中:https://www.ldschurch.jp/2019/dayofservice2019?lang=jpn-jp
プラスチックの包装材やレジ袋の過剰廃棄は日本や外国においても深刻な社会問題となっている。廃棄されたプラスチックゴミの処理は非常に困難である。近年、海流に乗って海に流れ出たプラスチックゴミの山ができ、それによってクジラや魚など海洋生物の回遊に影響を与えている可能性がある。今回のような奉仕活動は小規模で地域に限定されたものであるが、プラスチック問題解決の一助となる。今年、「ヘルピングハンズ」のイベントのうち12が海岸地域の清掃を計画している。
ゴールデンウィークの初日、2人の娘を奉仕活動に参加させるために早朝から起こした理由を尋ねられたボランティアの一人の和田亜紀子は、他人に仕えたいと思う気持ち、そして浜辺の清掃が必要である点を挙げた。娘らが海藻に絡まったゴミを取り除いている姿を見て彼女は、「神様は喜んでくださっていると思います」と述べた。
また「今回の奉仕は、子ども達にイエス様の御名を受ける者としての行動と、いろいろな事の中にも神様のめぐみがある事を教える良い機会でした」と続けた。
そして「奉仕に行く前に、今日5つ祝福をみつけよう。と子ども達と話ながら参加しました。子ども達は、5つの祝福をみつけ、喜んで奉仕ができました」と語った。