親愛なる兄弟姉妹,
11月20日,わたしは世界中の人々に向けて感謝のメッセージと祈りをささげました。皆さんがわたしと一緒に,一人一人に注がれている数え切れないほどの祝福を神に感謝してくださったことを受けて,へりくだる思いです。
それぞれが愛と親切に満ちた行いをすることで,大いなる変化がもたらされます。皆さんの信仰に感謝しています。自分が感謝している人々や物事を数え上げ,経験をシェアしてくださり,ありがとうございます。皆が感謝の輪を広げる中で,一人一人の信仰と行いが集まれば,現在多くの人々に重くのしかかっている苦悩や先行きの見えない不安がどれほど和らげられるか,それを感じ取っていただけたならと願っています。感謝することにより,わたしたちは新たな視点を持ち,平安と希望を感じることができます。
祈りによって,それに伴う行いを通じて,感謝をささげることに関しては,このパターンをこれからも日々続けていただければと思います。神はわたしたち子供全員を愛し,心にかけておられます。わたしたちが祈りと感謝をもって,忠実に主へ心を向けるなら,主は約束を果たされます。憐れみに慰め,理解力や永遠の喜びといった数々の祝福を授けてくださるのです。
今度は,生けるキリストを祝うクリスマスシーズンを迎えようとしています。感謝を表すうえで最も力強い方法の一つは,神の子供たちに仕えることです。"Light the World",一人一人を愛し,一人一人に奉仕することにより,世界に光をもたらす主の模範に倣おうではありませんか。
ラッセル・M・ネルソン大管長
2020年11月29日(日)、ラッセル・M・ネルソン大管長は1週間にわたりソーシャルメディアやメールによるメッセージを通して感謝の気持ちを伝える(#GiveThanks)ようにとの呼びかけに応えたすべての人に感謝を述べた。「わたしは皆さんが、わたしたち一人ひとりに神が与えて下さっている多くの祝福に対して、ともに感謝を表してくださったことに感謝し、へりくだる思いがしています」と伝えた。
そして、「クリスマスの季節にも感謝の気持ちを表し続ける一つの方法に、キリストのような奉仕を行うことがあります。一人ひとりに愛を示し奉仕を行うことによって『世界に、光を』(#LighttheWorld)を実践してください」と付け加えた。
11月20日(金)に配信されたラッセル・M・ネルソン大管長のビデオメッセージと感謝の祈りは、ユーチューブ、フェイスブック、ChurchofJesusChrist.orgにて配信され、世界中の数百万人に視聴された。このビデオは福音メディアと福音ライブラリーの「イエス・キリスト」の項目の中で視聴できる。大管長の招待を受け、多数の人が#GiveThanksというハッシュタグを用いてソーシャルメディアに感謝の気持ちを投稿した。