L・タッド・バッジ長老が、2019年4月6日、末日聖徒イエス・キリスト教会の第189回年次総大会において中央幹部七十人に支持された。これまでバッジ長老は,ソルトレーク地域の七十人第5定員会に所属する地域七十人として働いていた。
バッジ長老は1979年に専任宣教師として日本福岡伝道部に召され,初めて日本の土を踏む。
帰還後はブリガム・ヤング大学経済学部で経営学と日本語を学ぶ。1984年に卒業すると、ベイン・アンド・カンパニー、シティバンクN.A.、GEキャピタル(ジョージア州アトランタ、東京の両拠点)を経て、2003年に東京スター銀行の頭取兼CEO(最高経営責任者)に就任。2008年に同銀行の取締役会長に退き,2011年まで経営にあたって退任する。同時期にハワイアン航空の取締役会のメンバーでもあった。
2012年7月に日本東京伝道部会長に着任,3年間の召しを果たした。
バッジ長老はこれまで専任宣教師、ステーク若い男性会長会会長、長老定員会会長,ステーク会長会幹部書記、ビショップリック幹部書記、ステーク会長、伝道部会長として奉仕をしてきた。
1959年12月29日にカリフォルニア州ピッツバーグにて生まれ、1981年にロリ・ケイプナー姉妹*と結婚、6人の子供の親である。
バッジ長老の人となりを知るアーカイブ記事はこちら↓
https://www.ldschurch.jp/2006-sep-04
*教会では,すべての人が神の子供たちであるとの教えから,男性を兄弟(Brother),女性を姉妹(Sister),宣教師を,その実年齢にかかわらず長老(Elder)と呼称する。教会の中央幹部もまた,イエス・キリストの特別な証人として長老と呼ぶ。