ニュースリリース

教会指導者、ニュージーランドとオーストラリアでどのように人を愛し、励ますかを教える

2018年5月19日(土)、末日聖徒イエス・キリスト教会十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード長老とゲリー・E・スティーブンソン長老はニュージーランドとオーストラリアの地元指導者らに会った。

  

バラード長老は十二使徒定員会の会長代理である。

バラード長老とスティーブンソン長老には、七十人会長会のカール・B・クック長老と太平洋地域会長会のO・ビンセント・ハレック長老、クレイグ・A・カードン長老、イアン・S・アルデルン長老が同行した。

2ヵ国で行われた2つのミーティングでは、訪問した末日聖徒の中央幹部がニュージーランドの北島の南部、南島、そしてシドニーのユニットの指導者らに向かって話をした。

ウェリントンでは、指導者らが出席者全員の一人ひとりに言葉をかけ握手した。

バラード会長は、数年にわたり自分とその他の使徒らが、主に尋ねまた自分たち自身にも問い続けてきた質問を分かち合った。それは、「イエス・キリストが模範を示してくださったように、手を差し伸べて互いに助け合わなければならないという思いが人々の心に深く根差すようにするには、教会員に福音をどのように理解してもらえばいいのか?」というものであった。

教会ユニットの指導者として、わたしたちは「主イエス・キリストのためにミニスタリングを行っているのです」とバラード会長は語った。

そして、「わたしたちは聖約を守りながら、お互いの羊飼いとして働き、お互いに愛を示し合っているのです。わたしたちは、イエスが愛されたように愛する方法を学んでいるのです」と続けた。

                           

毎週日曜日に世界中の末日聖徒の集会所で行われている礼拝行事について、バラード会長は「聖餐会はわたしたちが、ある意味、キリストの足元に集まり主を礼拝する時間です」と語った。

「わたしたちは人々に『来て、見て、わたしたちと共に礼拝しましょう』と誘うことができます。」

「わたしたちの青少年会員が聖餐会で霊的な経験をすれば、彼らは強められます」と約束した。

さらに「イエス・キリストの福音は、愛、悔い改め、赦し、そして生活をより良いものに変えるための福音です」と付け加えた。

「一人ひとりが大切な存在です。特に救い主にとって大切な存在です。一人ひとりに個人的にミニスタリングを行うとき、イエス・キリストの贖罪の力に包まれる人が増えるのです。」

スティーブンソン長老は、最近、プログラムの変更によって加えられたミニスタリングについて、それは末日聖徒がお互いに、そして教会員でない人に対しても、奉仕し教え導くための「よりレベルの高い、より聖い方法」であることを説明した。

「わたしたちの教会はイエス・キリストの教会です。ですから、わたしたちが行うミニスタリングは主が行ったミニスタリングと同じであるべきです。」

さらに、「わたしたちがキリストについて学び、彼に従い、彼のようになる時、主の方法でお互いにミニスタリングを行っていることになるのです」とスティーブンソン長老は付け加えた。

スティーブンソン長老はモルモン書の中のアルマの民が「悲しむ者とともに悲しみ、慰めの要る者を慰めることで、彼らの心がいかに愛によって結び合わされた」ことについて語った。

カール・B・クック長老は個人の信仰深さと他人への奉仕がどのように関係するかについて説明した。

新約聖書のイエス・キリストの言葉を引用し、クック長老は「あなたが立ち直ったときには、兄弟たちを力づけてやりなさい」と述べた。

クック長老はウェリントンの集会参加者に、イエス・キリストの生涯と奉仕について研究し、現代を生きるわたしたちが人々を最も効果的に助けられる方法を学ぶようにと励ました。

「わたしたちが主に仕え、身近にいる人々を助けようと思うなら、主がなさったことを読み、主について深く考えなければなりません。そして主の御名によって、人々に手を差し伸べ、感じ、気付き、泣き、癒さなければならないのです。」

ハレック長老は、キリストの教義とお互いにミニスタリングし合うことの関係について話した。

「キリストは言葉と行いによってご自分の教義を教えられました。」

「モルモン書を毎日読むときに、主はわたしたちにどのように人々にミニスタリングを行うべきかについて霊的な洞察を与えてくださいます」と長老は語った。

カードン長老は、「神はわたしたちがお互いに助け合う方法を知るために啓示を求めるようにと、ご自身の預言者たちを通してわたしたちを招いておられます」と話した。

「わたしは自分が救い主をどれほど愛しているかを正確に言葉で表すことはできません。わたしの母はわたしが幼い頃、わたしが感じた事柄が、神から来ているものであると教えてくれました。」

アルデルン長老は「人々に奉仕することで、御霊を感じる機会が多くなります」と述べた。

そして「わたしは、モルモン書が神の言葉であることを証します。毎日モルモン書を読むことでわたしの生活は豊かなものになります。モルモン書を読むとき、皆さんにも同じことが起こります。わたしは皆さんを愛しています。そして皆さんと共に奉仕する機会があることを嬉しく思います」と続けた。

ウェリントンの集会には、デビッド・J・トンプソン長老、アリステアー・B・オッジャーズ長老、ペギー・ハレック姉妹、デボラ・カードン姉妹、ポーラ・アルデルン姉妹も出席していた。

ペギー・ハレック姉妹はウェリントンの集会参加者に「わたしたちは愛深き天父の子供です。天父はわたしたちに計画をお与えになりました。御子イエス・キリストは、わたしたちが天父の元に戻る前に正しい人間になれるように助けてくださいます。

デボラ・カードン姉妹は「ミニスタリングには大きな力があります。どのように人を助けることができるでしょうか?わたしはこの問いに対して、主から答えを得ました。それは思いと感情によってわたしに伝えられました。聖霊はわたしたちの友です。愛が問いに対する答えのすべてです。祈り、慈愛を求めれば、祝福を受けてそれを感じることができるでしょう」と話した。

ポーラ・アルデルン姉妹は「わたしは神が生きていらっしゃって、イエスはキリストであることを知っています。ミニスタリングによって教会とわたしたち、そして人々が祝福を受けるでしょう」と語った。

両方の市で行われた質疑応答のセッションでは、より効果的に人々にミニスタリングを行う中で、どのようにイエス・キリストに従えばよいのかについて、訪問した指導者らが答えた。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.