- BYU Pathway for Returning Missionaries
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末日聖徒イエス・キリスト教会では、帰還するすべての若い宣教師に大学教育を始める機会がある。この教育プログラムは、BYU-Pathway WorldwideのPathwayConnectというもので、帰還する宣教師は自動的に履修資格が得られる。
「この取り組みは、ほかに大学教育を受ける機会がない人に学位を得る手段を提供するものです」とBYU-PathwayConnectの学長であるクラーク・G・ギルバートは語った。
一年間のオンラインPathwayConnectの下で、学生は霊的な自信と基礎学力をつける。また、週に一度、実際に顔を合わせて、あるいはオンラインのネット会議を利用して他の学生と集まる機会がある。PathwayConnect終了後、獲得した履修単位はjob-ready certificate(就職に必要な証明書)を得るために使うことができる。これは学士号取得への第一歩であり、取得までの年数は、一年間に履修する単位数によって異なる。すべての証明書、学位はBYU-Pathway Worldwideが授与し、BYUアイダホ校が認定する。
若い長老、姉妹には伝道開始後90日ほど経過したころに通知が送られ、伝道終了90日前にBYU-Pathway Worldwideの履修を勧める電子メールが届くことになっている。早く伝道を終えた宣教師や奉仕宣教師もこのコースを申請する資格がある。
ギルバート学長は言う。「帰還する宣教師が帰還後に高等教育を受ける計画を立てているなら、是非その計画を進めてください。しかし、費用がない、自信がない、時間がないとの理由から高等教育の計画を立てていない場合、BYU-Pathwayは実行可能な解決策となります。」
BYU-Pathway Worldwideコースは英語で提供されるため、英語を話さない宣教師には伝道中に英語を学ぶことが奨励されている。
ギルバート学長は語る。「教会の帰還宣教師たちは、主に仕えるために人生の2年間を犠牲にしました。それなのに、将来に対する具体的な方向も機会もないまま帰還する宣教師が多くいます。そうした帰還宣教師たちがより簡単にBYU-Pathway Worldwideへ入学できるようにすることで、彼らの多くに希望を、そして最終的には、幾世代も続く彼らの家族に祝福を与えるのです。」
BYU-Pathway Worldwideプログラムには100以上の国から40,000人を超す人々が参加している。しかし、全世界どこでも実施されているわけではなく、BYU-Pathwayはそれを可能にするため、規制のかかった状態を克服すべく努力している。詳しくはbyupathway.lds.orgを参照のこと。