ニュースリリース

教会福祉部、「災害時の連携を考える全国フォーラム」でパネリストとして登壇

特定非営利活動法人「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」(JVOAD)は都内施設で2019年5月21、22日、「第4回 災害時の連携を考える全国フォーラム」を開催し、中央官庁、全国、各都道府県社会福祉協議会、学識経験者、ボランティア団体代表者、宗教指導者など600人以上が参加した。近年、災害ボランティアがその高い貢献度と重要性が語られている中、JVOADは災害支援の組織化、災害に関する情報共有等においてその中心的役割を果たしてきている。今年で第四回となるフォーラムでは、防災担当特命大臣の山本順三大臣が基調講演を行い、日本経済団体連合会 企業行動 CSR委員長の二宮雅也氏が来賓挨拶を行った。

 今年で第四回となるフォーラムでは、20の分科会が開催され、今年は「頼れる宗教系団体との被災地支援における長期的な協働について」と題する分科会が設けられた。JVOADはこの分科会にパネリストとして、末日聖徒イエス・キリスト教会福祉部 落合淳氏、全日本仏教青年会救援委員会顧問 米沢智秀氏、宗教法人 信如苑 社会交流課 藤本尚宏氏、社会福祉法人全国社会福祉協議会 国際部 園崎秀治氏らをパネリストとして迎え、大阪大学大学院教授の稲葉佳信氏がモデレータとなり、宗教法人の災害支援における人道的支援が社会において質の高い貢献をしている実情が語られた。稲場教授は、宗教法人の災害復興における人道的支援が各都道府県の行政体とも今後さらなる連携することでより多くの被災者に喜んでもらえるものであり、宗教法人側には布教活動をせず、心の安らぎを与える活動を通して被災者に癒しを提供することができる機会があることについて述べた。各宗教団体はそれぞれのこれまでの活動を通して学習したこと、次に生かして行くことを述べ、この分科会において司会もつとめた落合氏はヘルピングハンズは信如苑のSeRVやその他のグループと協業をはかることで今後もさらに組織立った迅速な活動を提供することができることについて述べた。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.