「米連邦最高裁は,カリフォルニア州憲法修正案『提案8号』(〔同性結婚を禁止する〕プロポジション8)の支持者が当事者適格〔訴訟を起こすことのできる資格〕を有しないと判断することにより,民主主義と司法制度のあり方に関する難題を浮き彫りにしました。住民投票で可決された修正案を州政府が擁護しないのであれば,カリフォルニア州民の多くは何かが根本的に間違っていると考えることでしょう。
米連邦最高裁による今回の判決は,今後解決していかなければならない司法の非常に複雑な問題を提起することになりました。
今回の判決にかかわらず,末日聖徒イエス・キリスト教会は伝統的な男女間の結婚を今後も一貫して支持していきます。何千年もの歴史が証明しているように,子供を育てる最良の環境は男女間の結婚によってもたらされるのです。米最高裁による今回の判決は,全米の州のおよそ4分の3が定めている結婚の定義を変えるものではありません。」
