アジアからジンバブエに至るまで,末日聖徒チャリティーズは新型コロナウィルス(COVID-19)の継続的な救援活動を世界中で支援している。提携する人道支援団体と110以上のプロジェクトを世界中にて行っている。これには最前線で働く医療従事者への支援と貧困地域の患者への支援が含まれている。末日聖徒チャリティーズは末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援組織である。以下は幾つかの活動例である。
レバノンのベッカ高原にて,末日聖徒チャリティーズは非政府組織であるマルチ・エイド・プログラム(MAPS)と提携して,非営利国際医療団体のメド・グローバ(MedGlobal)と協力し新型コロナウィルス(COVID-19)に対処するために,医療用マスク,その他の感染予防用品および医薬品を提供している。レバノンは医療サービスを受ける費用を支払えないシリア難民を大勢抱えており,パンデミックにより国の医療サービスに大きな負担を強いられている。
モンゴル
教会は10,000枚のマスクを医師とその他の医療従事者に配付するためにソルトレーク・シティからモンゴルに出荷した。マスクは2020年4月15日に保健省に届けられた。
さらに,モンゴルの末日聖徒は困っている人に寄贈するための衛生キットを5,000セット準備した。3月30日,4,000セットの衛生キット,毛布100枚,新生児用毛布キットが様々の病院とクリニックに提供するために保健省に寄贈された。UNICEFが国の孤児施設に残りの1,000セットの衛生キットの配付を行っている。毛布と新生児用キットは地元の教会員が作ったものである。政府の指導者はこの寄贈に感謝の意を表した。
ジンバブエ
末日聖徒チャリティーズは,マスク,手袋,医療用ガウン,および手指消毒剤を含む新型コロナウィルス(COVID-19)用感染予防用品(PPE)の寄贈を行ったことがジンバブエのニュース記事で取り上げられた。
教会のこの寄贈は「希望の天使財団」を通じて行われた。ジンバブエのファーストレディであるアウクシリア・ムナンガグワがこの組織の後援者である。
ジンバブエ大統領のエマーソン・ムナンガグワは,マスクの一部は職務中の警官の安全を確保するためにすでにジンバブエ共和国警察に割り当てられたことを述べた。
「物資の中にはこれから来るものもあります。わたしたちはとても感謝しています」とムナンガグワ大統領は述べた。「手洗い用の消毒剤やバスや町の通りをスプレーする消毒剤,医療用ガウン,マスクおよび手袋をいただきました。その中の一部はすでに警察に配付しました。」
今週初め,教会の大管長会は会員に「機会が生じた際,また,地元の政府・行政および個人の状況が許す限り」自分たちの地域社会での救援の取り組みに参加するよう勧めた。