テッテークォーシエ病院に勤める眼科専門医であるジョージェッテ・オセイ・コントー医師は、クリニックに来院する何百人の患者に質の高い眼科ケアを提供することに日々情熱を燃やしている。末日聖徒イエス・キリスト教会から寄付された新しい医療器具のおかげで、患者の視野改善治療は劇的に改善されたという。
今回の医療機器の導入により、患者にとって何が変わるかを尋ねられたコントー医師は、「より多くの患者の治療が可能となり、患者に1日で治療が施せるようになります。患者を院外の医師に紹介する必要がなくなり、わたしたち自身でより良い診断を下すことができるようになります。1週間、時にはそれ以上かかっていた治療も1日で終えることができるようになります」と語った。
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教会の人道支援部門であるLDS慈善事業団は、世界中で眼科ケアにあたる職員を支援するために、医療機器、医療器具、組織的サポートを提供している。
眼科ケアはLDS慈善事業団の主な活動の1つである。この事業団の使命は、医療組織で働く眼科職員を教育することで、予防可能な失明と視力障害を予防し、患者に対する眼科ケアサービスを向上させることである。2016年には約10万人の患者がサービスを受けた。
LDS慈善事業団のために働く視野専門医のジェッシー・ハンセーカーは新しい医療機器を準備し、病院職員がその操作法を学べるように研修を行った。ハンセーカー医師とその妻ダイアンは毎年、6~8件の眼科ケアプロジェクトを担当する。
「わたしたちは11年にわたり中央アフリカでこのプロジェクトに携わってきました。コントー医師と、この病院そしてガーナの医療サービスの方々とともに働ける機会があり嬉しく思います。彼らには、私たちが眼科ケアを必要とする人々に仕えるためにここにいることを理解してもらっていますし、またLDS慈善事業団の支援も歓迎してもらっています」とハンセーカー医師は語った。
ガーナ医療サービスの最高医療責任者であるアルバート・Y・ベネー医師は、ガーナの人口の1%が失明しており、54%が白内障、20%が緑内障を患っていると報告し、「今回寄付していただいた医療機器によって、こういった大勢の人々の診断と治療が可能になります」と語った。
LDS慈善事業団について、ベネー医師は「我々の国に高額の医療機器を寄付してくださり、その好意をわたしたちは忘れることはないでしょう」と付け加えた。
ガーナでは今日2900万以上の人口が眼科医療を必要としているが、彼らの治療にあたることができる職員は300人もいない。
ベネー医師とガーナ医療サービスの東部地方担当者であるミカ・アサレ・ベディアコは、ガーナ政府を代表して病院での機器贈呈式に参加した。
ベディアコ代表は「末日聖徒の博愛的な支援を受けてきました。皆さんは神の言葉を伝えるだけでなく、神が教えたことに従って行動し、助けの手を差し伸べてきてくださっていることに感謝しています。ガーナでの皆さんの親切な働きは知れ渡っています」と語った。
LDS慈善事業団の眼科ケアプログラム