「パンデミックのさなかに行われるということでも特別な機会となります。若い女性150周年記念のイベントでは、カンファレンスセンターを若い女性で満たし、さらに世界中に放向けて放送するというビジョンを持っていました」と世界に向けて放送するビデオの事前収録中に中央若い女性会長のボニー・H・コードン姉妹は話した。
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ケナディ・ドッズやレキシー・ウォーカーなど末日聖徒の音楽家や歌手の少人数グループもステージに登場したものの、ユタ州の新型コロナウイルス感染予防対策による規制のため、そのほかには最低不可欠な人数の音響技術担当者のみが現場にいただけであった。
「このような状況にあっても、世界中の人々に向けて放送することができ、家で視聴する人々と膝を突き合わせるようにしてキリストについて語り、キリストに喜びを見出し、若い女性の昔の歴史と、わたしたちの時代の歴史を祝うことができるのは素晴らしいことです」とコードン姉妹は述べた。
ラッセル・M・ネルソン大管長は録画メッセージの中で、「愛する若い姉妹の皆さん、この特別な機会にご挨拶できることを嬉しく思います。9人の娘、26人の孫娘、72人の女の子のひ孫を持つ者として、わたしは若い女性と楽しい時間を過ごしてきました」と話した。
そして、「皆さんが問題に対処し、友人に福音を教え、世の誘惑を乗り越えて、主の高い標準に従うことを選ぶのを目にしてきました」と続けた。
コードン姉妹は、今回のイベントを放送することをサポートしてくれた教会指導者らに感謝を述べ、9人の娘さんを持つ預言者に感謝していることを伝えた。
世界中の若い女性は、12歳になる年の1月から18歳になるまで、教会の若い女性の組織の一員となる。
多言語放送
今回のプログラムは英語で収録されたが、11の言語で放送された。世界中の若い女性がこの放送に参加した。若い女性の指導者らは、スペイン語とポルトガル語で質問に答え、ノルウェー、そして新しい神殿が建設中であるタイの若い女性が開会と閉会の祈りを捧げた。
クレーブン姉妹と同様にスペイン語を話せるクレーグ姉妹は、教会は世界的な教会であることを伝えた。コードン姉妹はポルトガル語を話すことができる。
クレーグ姉妹は「ずっと前、スペイン語を話す伝道部で奉仕しました。今回の召しをいただくまで、あまりスペイン語を練習することはありませんでした」と語った。
「今回にイベントの計画にあたり、わたしたちは世界中の若い女性に光を当てる方法を探していました。今年は大変な年になりましたが、150周年記念のイベントがみんなで気分を盛り上げる機会になればと願っています」とクレーグ姉妹は話した。
150のチャレンジ
この1年間、教会指導者らは世界中の若い女性に150周年を記念する150の何かを行う奉仕の業に携わるようにと励ましてきた。
「何が起こるかはわかりませんでしたが、150の奉仕はとてもユニークで知恵にあふれたものとなり、若い女性たち一人ひとりの信仰が示される内容になり、とても驚きました。聖典と奉仕、特に今回のパンデミックに関わる医療機関への奉仕に関する内容でのチャレンジをお願いしてきました。本当に大勢の若い女性が、助けを必要としている人たちに目を向けてくれました」とコードン姉妹は話した。
若い女性は#strivetobeのハッシュタッグを使い、ソーシャルメディアを通じて150周年記念についての会話に参加してきた。
組織の歴史
当初、「成年女子倹約協会」と呼ばれた「若い女性」は、1870年5月27日に組織された。
「イエス・キリストを中心として生活し、生きた証を得ることができるように若い女性を助けことがこの組織の目的でした。それは今も変わっていません」とクレーブン姉妹は話した。
そして「(若い女性のプログラムは)行う事柄については大きく変わり、プログラムにも少し変更がありましたが、組織の目的に全く変更はありません」と続けた。
若い女性は以前、達成した目標を表す標章を付けたバンデロールと呼ばれるサッシュとユニフォームを身に着けていた。クレーブン姉妹は、1920年代後半にルビー・リーク・スミス姉妹が実際に使っていたビーハイブのユニフォームを身に着けてステージに登場した。
クレーブン姉妹は「ルビー・スミスが着ていたユニフォームを身に着けることは、わたしにとってとても霊的な経験になりました。これはスミス姉妹がキャンプに行ったときに身に着けていたものだと思うと、…お借りすることができて栄誉なことだと思います。忘れられない経験になりました」と語った。
150年前、ブリガム・ヤング大管長が若い女性の組織を創設した目的は、「若い女性がイエス・キリストの福音に関する『生きた証』を得て、世の中の困難や誘惑にともに立ち向かうに助けとなる」ためであった。
コードン姉妹は「若い女性の強さと信仰は、現在も健在です」と述べた。
150周年記念イベントの全容の視聴はChurchofJesusChrist.orgにて。