2年前,末日聖徒のマイケイラ・スキナーはチャーチニュースにユタ大学体操チームの地位を捨てて,全米体操チームの地位を目指して間近に迫っている東京オリンピックで競技をすることに集中するという決意をしたことを語った。
先日の週末に開催された全米体操オリンピック代表選考会において,代表入りの資格を得られる演技を行い,24歳のマイケイラは間違いなく選ばれる順位で演技を終えた。
スキナーは全米チームに選ばれ,個人種目で日本でのオリンピックに参加する予定である。
アリゾナ州育ちのマイケイラ・スキナーはチャーチに家族や親しい友人の意見を求め,よくよく祈った後,大学の体操チームを離れるという難しい決断をしたことを語った。
「(オリンピック選手になることを)トライすべきであるという答えを受けたので,後悔はしていません」と彼女は語った。そして次のように付け加えた。オリンピックで競技することは「一生に一度の機会です。」
主の導きを求めるときには常に力を受けることができます,と彼女は更に付け加えた。
「神様がそばにいてくださいますので,頑張り続け,答えを受けるうえでほんとうに助けてくださっています」と彼女は語った。「人生のチャレンジは時々とても難しいものになることがあります。しかし,最後の最後まであきらめてはならないと思います。その目標や夢に向かって頑張り続ける必要があります。」
2021年オリンピックチームに加入してすぐに,スキナーはNBC記者のホダ・コルブに何年にもわたって競技をしてきたので,東京オリンピックに参加できることに興奮していると語った。彼女は全米シニアチームのベテラン選手であり,2016年のブラジル・リオデジャネイロオリンピックの補欠選手であった。
「寝ることはできないと思います」と彼女は述べた。「あともう少しのところまで行けた先のオリンピックの後でさえもそうです。夢を決してあきらめずに頑張り続けたことをとてもうれしく思います。」
ユタ州を離れて以来,スキナーにとってオリンピックへの道は頑張り続けることの訓練であった。彼女はケガとつらいコロナウィルスと肺炎の発作と闘った。
しかしまた,彼女は過酷なスポーツを超える永遠の思い出を築いた。2019年11月,彼女はアリゾナ州ギルバート神殿でジョナス・ハーマーと結婚した。
オリンピックの後,ユタ大学のファンはスキナーがユタ大学のチームに戻ることを願っている。体操選手のスキナーは健康的に問題がなければ,再び大学で競技をする予定であると語った。
(Church News© 2021年6月29日付記事より抜粋)