オクラホマ州ムーア市で発生したEF5級(訳注:竜巻の強さを示す等級)の巨大竜巻は,過去2年間にアメリカで発生した竜巻の中で最も大きな被害をもたらした。教会員のボランティアは,地元団体や他のボランティアグループと協力し,被災地域を支援している。
ムーア市内のある公園に,モルモンヘルピングハンズの黄色いTシャツを着たボランティアの姿が見られた。2013年5月26日(日),教会の指導者は,ムーア市と協力してがれきや倒木を撤去するために何百人ものボランティアをその公園と近隣の住宅地に派遣した。メモリアル・デーの週末に2,300人以上の教会員と近隣の住民がおなじみのモルモンヘルピングハンズのTシャツを着用し,巨大竜巻の被災者への支援活動を行った。
オクラホマ州ムーア市の公園では,ねじ折れ曲がった鉄やがれきがボランティアにより撤去された。被災地のあちこちで,被災者とボランティアの一致と決意を表すアメリカ国旗が掲げられた。
末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師たちは,バプテスト教会の慈善団体であるマーシー・シェフスから提供された料理を500食分届ける作業を手伝った。この料理は,清掃活動に参加したモルモンヘルピングハンズのボランティアや他の教会の会員たちに提供された。
日曜日,オクラホマ州ムーア市近郊に様々な教会からボランティアが集まり,協力して巨大竜巻の被災地のがれきを撤去した。
ボランティアセンターに早変わりしたムーア市内の末日聖徒イエス・キリスト教会の集会所から,道具を運び出すモルモンヘルピングハンズのボランティア。
ムーア市内のある公園でがれきや倒木を撤去する末日聖徒のボランティア。教会はムーア市や他の支援グループと協力して,救援や清掃を行っている。モルモンヘルピングハンズのボランティアたちは,メモリアル・デーの週末に約1万4,000時間の奉仕を行った。
土曜日に公園の倒木を撤去する,教会の宣教師。オクラホマ市にあるオクラホマ伝道部の約200人の宣教師たちは,メモリアル・デーの週末に巨大竜巻の被災地で熱心に清掃活動を行った。
2013年5月20日,月曜日にモルモンヘルピングハンズのボランティアたちは,巨大竜巻被災地域の住民と協力し,がれき撤去や倒壊家屋から家財道具を捜す支援を行った。
巨大竜巻が通過したムーア病院の広場でがれきを撤去するボランティア。
慈善団体の一つであるオペレーション・ブレッシングのボランティアと協力して奉仕を行う,モルモンヘルピングハンズのボランティア。べニー・バニングさんの家からがれきを撤去し,家財道具を捜している。ベニーさんの家は巨大竜巻の直撃を受けて全壊した。
ボランティアの作業を見つめるべニー・バニングさん。土曜日,モルモンヘルピングハンズとオペレーション・ブレッシングのボランティアが,全壊したべニーさんの家からがれきを取り除き,家財道具を捜した。「赤の他人にこれほど親切にしてくれるなんて信じられません。驚いています。彼らを見ていると涙が出てきます。わたしのために彼らを送ってくださった神に感謝します。」