エリザベス女王二世のご逝去により,イギリス国民だけでなく,全世界の人が,気高い指導者を失いました。女王は,平和な時代と対立の時代,豊かな時代と困難な時代を,70年にわたり,持ち前の思いやりと高潔さをもって率いてこられました。
大管長会,十二使徒定員会,末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は,女王に称賛と敬意を表し,この悲しみの時に,御親族ならびにイギリス国民に心から哀悼の意を表します。
「あなたは死ぬ者を失うことで涙を流すほどに,……ともに愛をもって生活するようにしなければならない」と(教義と聖約42:45),主は現代の聖文で勧告しておられます。世界中から多々寄せられている弔辞は,女王を愛し,女王の御親族および,イギリスならびに英連邦の国民とともに悲しむ人々からの,エリザベス女王二世への愛にあふれる賛辞です。
このようなときに,わたしたちは救い主の生涯の模範に感謝し,主イエス・キリストの愛に満ちた犠牲を通して可能になった栄えある復活への望みに喜びを覚えます。