2022年9月10日土曜日、東京ステーク浦和ワードにおいて9回目の献血活動が実施された。この献血活動はドーフ・ジョン旧さいたまステーク会長の時に始められ、後任の工藤雅道会長により継続され、ステークの編成が行われ、東京ステークになった現在も土門淳平会長の管理の元引き続き行われ、埼玉血液センターと協力して行う献血活動は今年で9年目となる。
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これまでは教会の建物内で受付を済ませた後に駐車場に設営されたバスの中で献血を受ける形をとってきたが、今回は6台のベットを含めすべての献血の設備がホールの中に設置された。バスで行う場合、器具を使うためにラジエーターなどの準備が必要で、特に夏・冬の十分な電気の供給が困難であるが、ホールで行う場合、大きな駐車場が必要ないということだけでなく、天候に左右されず、またバスに比べスペースも広いため、献血に来られた方々には大変好評であった。
事前予約で多くの人数が期待していたが、コロナの感染者・濃厚接触者の対象になる人が多く、当日参加する事ができなくなった人々も多く懸念があったが、最後の1時間に奇跡的には会員に限らず、教会の近隣の方々、また教会の最寄りの駅で行われた呼び込みに応え多くの方々が協力してくださり、最終的には97名の来場者のうち、24名の一般の方々が参加された。
今回、献血センターの職員を含め、50人以上の初めて末日聖徒イエス・キリスト教会の建物の中に入る方々と協力して行われた活動でるが、当日奉仕をしていた教会の兄弟姉妹も含め、皆が同じ目的のために働き、参加していた人々の表情には喜びがあふれていた。
一つの目的のために、お互いの違いを尊重し合いながらともに奉仕すること、また定期的に継続することにより、宗教や様々な偏見の壁を取り除き、お互いを高め合い,そして共に楽しむことができることを改めて感じることできる活動であった。
東京ステークの興津功兄弟は10年前に、ステーク会長会より、自立支援の担当として献血の活動の調整のアサイメントを受けその後、責任が変わっても毎年欠かさず興津家族がみんなで熱心に献血活動に携わっている。
教会の組織の上では様々な方針や担当の変更があり、地域社会との継続的な協力関係の継続が難しいという課題が常にあるが、興津兄弟のように人々の命を救いたいという望みと情熱と継続的な奉仕により教会内外問わず多くの人々に影響し、教会と地域社会との繋がりが構築されている。
東京ステークのほかに岡山ワードでも9月17日土曜日に、金沢ステークでは11月12日(土)にそれぞれ献血活動が予定されている。