ニュースリリース

東京にある米軍横田基地第 374 空輸航空団 国家朝餐祈祷会 

これまで 70 年間にわたって,東京にある米軍横田基地第 374 空輸航空団(the 374th Airlift Wing of Yokota Air Base)は,国家朝餐祈祷会(National Prayer Breakfast)を主催してきた。3 月 23 日に開催 された今年のイベントは昼食会形式に変更し,大成功をおさめた。ユダヤ教,キリスト教およ びイスラム教を含む様々な宗教団体の代表者が参加し,米国および日本の自衛隊を含め,世界 各国のために祈祷を行った。

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このイベントの音楽は米国太平洋空軍(PACAF)音楽隊が提供した。その目指すところは「世界中 の地域コミュニティを尊重し,啓発し,つながる」ことである(PACAF ウェブサイト)。末日聖徒 イエス・キリスト教会横田ワードの少人数の聖歌隊による賛美歌 “Did You Think to Pray”(「部 屋を出る前に」)の歌の発表も特別に行われた。

聖歌隊にはギル長老とギル姉妹も参加した。ギル長老・姉妹は Military Relations Missionary (「軍との関係構築を行う宣教師」)として 23 か月奉仕している。ギル長老はこれまで米国空 軍にて 20 年間の軍務と公務員として 13 年間務めてきており,ギル夫妻にとって様々な場所が 故郷になっている。直近では米国アイダホ州シュガーシティーに在住していたが,ギル夫妻は これまでコロラド州,オハイオ州,カリフォルニア州,ネブラスカ州およびドイツに在住して きた。ギル夫妻には 6 人の子供と 7 人の孫がいる。

このイベントの基調講演話者は,「ラグラッツ」,「シュレック 2」,「天国から来たわんち ゃん」,「ジミー・ニュートロン」,「スマーフ」,その他で知られているオスカー賞とエミ ー賞にノミネートされた映画脚本家のデビッド・ワイスであった。忠実なユダヤ教徒であるワ イス氏は,息子さんが瀕死の事故に遭遇したときの奇跡について分かち合いながら,祈りの力 について霊を鼓舞し楽しませてくれる話をした。彼は, “What if”(「もし~だとしたら」)と いう思考を払拭し, “Even if”(「たとえ~だとしても」)という考え方に変えることについて 話をした。彼は,「何か悪いことが起きたらどうしよう」というふうに考えて思い悩む代わり に,「たとえ何か悪いことが起きたとしても,あるいは良いことが起こらなかったとしても, 神がそこにいてくださり,万事はうまくいく」という考え方を提案した。

ワイス氏には,イベントへの参加と講演に対する感謝のしるしとして軍服を着たアニメキャラ クターを描いた盾が贈られた。イベントの締めくくりの話を第 374 空輸航空団司令官のアンド リュー・ロッダン大佐が行った。ロッダン大佐は,「わたしたちの霊的健康は,全体的健全さ ならびに究極的には成功できる能力と等しく重要です」と断言した。このイベントを成功裏に 終えた第 374 空輸航空団に称賛を!

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