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ニュースリリース

アジア北地域,コンサートツアーを楽しむ

韓国,モンゴル,日本で歌声を響かせたブリガムヤング大学のアカペラ合唱団

2024年5月1日,ブリガムヤング大学(BYU)の名高い男性アカペラグループであるボーカルポイントと,同大学の才能あふれる女性アカペラグループであるノートワージーが韓国を皮切りに北アジアコンサートを開始し,モンゴル訪問後の2024年5月8日に東京に到着した。9日間におよぶ日本滞在のスケジュールは,4つのコンサート,学校訪問,奉仕機会,文化活動など,非常に充実したものであった。グループは,日本の美しさ,文化,そして人々に心を奪われた様子だった。

日本到着後,グループはまず東京神殿を訪れて儀式を行い,その後夕食のしゃぶしゃぶを楽しんだ。学生たちは,さまざまな日本食を試すことに意欲を見せていた。その夜遅く,ボーカルポイントは有名な渋谷スクランブル交差点でミュージックビデオの撮影を行った。

東京での最初の一日は,早朝から夜遅くまで忙しく過ごした。東京国立博物館を訪れた後,グループは両国高等学校と府中西高等学校の両校で交流活動に参加することができた。両国高等学校とその附属中学校は,米国ユタ州での海外留学プログラムを毎年実施しており,BYUのツアーも行っている。今年の交流には160人の生徒が参加して,BYUへの関心を深めた。生徒と教員の両方が,訪問したBYUの学生たちと素晴らしい時間を過ごし,BYUをより良く理解する機会にも感謝の意を示した。

その後,BYUの学生たちは,府中ワードの会員たちがツアーグループのために準備した特別な夕食会で府中ワードの青少年やヤングシングルアダルトと食事し,親睦を深めることができた。全員が楽しい時間を過ごし,お互いに音楽の才能を分かち合った。東京タワーでは,短時間の訪問でも高い場所から市内を眺めることができ,楽しく一日を終えた。

ボーカルポイントは,金曜日(5月10日)の早朝から引き続きミュージックビデオの撮影を行い,今回は浅草の浅草寺付近で撮影した。その後,ノートワージーとともに周辺地域の観光を楽しんでから,大田区のホール アプリコに到着し,日本最初のコンサートの準備を始めた。この日は,約1.350人の観客がパフォーマンスを楽しんだ。コンサートの後,観客は出演者と握手できる楽しい交流イベントに招待され,写真を撮ったり,プログラムにサインしてもらったりしていた。

ツアーは翌日も続き,大阪城を訪ねた後,歴史ある大阪市中央公会堂で行われた土曜日の夜のコンサートに向けて準備を行った。このコンサートのチケットはほぼ完売だった。熱気あふれる観客たちは,コンサートの後で出演者との交流を楽しんだ。

この地域の末日聖徒イエス・キリスト教会会員たちは,グループのために特別な早朝聖餐会を計画して執り行った。そのおかげで,グループは,昨日に続いて茨木ワードの教会で行われたコンサートの前に,京都の観光地をいくつか訪れることができた。2024年1月1日に発生した能登半島地震の被害者支援における日本赤十字社の取り組みをサポートするための資金調達を目的とした初のチャリティコンサートには,教会と地域から大勢の人々が集まった。その後,BYUの学長であるシェーン・リース学長とアジア北地域会長会会長の和田貴志長老を迎え,高等教育を追求する価値に焦点を当てたエリアワイド・デボーショナルが開かれた。

広島平和記念資料館を訪れたBYUの学生たちは深く心を打たれた。ここでは,原爆ドームから川を挟んだ場所で,それぞれの代表曲である「アメイジング・グレイス」(ノートワージー)と「主よ御許に近づかん」(ボーカルポイント)を歌った。原爆ドームは,1945年8月6日に最初の原爆が爆発した場所で唯一立ち残った建物である。道行く人々がこのミニコンサートを楽しんだ。

広島(アステールプラザ)および福岡(なみきスクエア)でのコンサートの他,地域の青少年やYSAとのアクティビティや食事会,コンサート後の交流は,このコンサートツアーの素晴らしい締めくくりとなった。BYUパフォーマーたちは,このツアーを成功させるために力を尽くしたすべての人々に感謝するとともに,日本滞在期間の全体を通じて受けた心のこもったもてなしに驚き,感動していた。いつか戻ってきたいと考えるメンバーも少なくない。

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