末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会に所属するジェフリー・R・ホランド長老は,2023年6月6日(火曜日)に自分の健康状態についてソーシャルメディアのページに次のように投稿した。4月6日,大管長会は,新型コロナウイルス感染症から回復する時間と,さらに腎臓の状態により透析を始めたことに憂慮し,少なくとも2か月間,ホランド長老の教会の割り当てと集会への出席を免除した。
深刻な健康上の問題で数週間教会の割り当てを離れた後,こうして徐々に奉仕を再開できることをうれしく思います。いただいたメッセージカードや手紙,わたしたちを気にかけてくださったこと,そして特に皆さんがわたしたちのために祈ってくださったことに,パットとわたしは心を打たれました。この過酷な時期にあって,皆さんが心から気にかけてくださったことで,神がわたしたちを見守ってくださっていること,常に神を信頼できること,そして神が多くの場合,ほかの人々を通してわたしたちの祈りにこたえてくださることを改めて実感することができました。
限界まで追い込まれたと感じるような日には,信仰が力を持たないほどの境地まで追いやられることはないということを思い出させられます。古くからの格言に,「人の窮地は神の好機」という言葉があります。試され,精錬され,再び試されるまで,自分がどれだけの力を持ち合わせているのかは分からないものです。
多くの場合,恐らく通常は,人生において困難で多くが求められる時こそが,成長の時,つまり自己が形成される時です。そのような時にこそ,今の自分があるべき自分に変わるのです。