ニュースリリース

元日本沖縄伝道部の宣教師、主の優しさに満ちた慈しみを経験する

© 2023 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.

沖縄に住む末日聖徒イエス・キリスト教会の会員にとって、間もなく奉献される沖縄神殿は文字通り、夢が叶ったものである。日本沖縄伝道部が単独の伝道部として存在していた6年間(1990年~1996年)の間、2年間の伝道の奉仕をしたデイン・ピーターソン兄弟は沖縄の忠実な教会員についての以下のようなストーリーを分かち合ってくれた。

「30年前、教会の成長は加速していくであろうという楽観の精神がありました。その当時、幾つものバプテスマがありました。会員たちは沖縄に自分たちの神殿が立つ日について話をし始めていました。一人の会員が二人の人に福音を分かち合い、その人たちがさらにそれぞれ二人に福音を分かち合っていくという具体的な計画を話していました。

わたしたちは宣教師として、御業は前進し、多くの人が福音を受け入れるということは分かっていましたが、その当時、神殿を建設するために必要な人数にはほど遠い状態でした。しかし、わたしたちには会員たちにその目標は絶対達成できないと伝えるような心は持っていませんでした。なんとわたしたちは信仰が足りなかったでしょうか。しかし会員の信仰は違いました。彼らは、主が自分たちの目標を達成できるよう助けてくださるということを分かっていたので、信仰を持って神殿を持てるよう祈りながら前進し続けました。

そして今、沖縄に神殿があるのです。彼らが計画したようには起こりませんでしたが、彼らの信仰により、主が彼らの努力を大いなるものとしてくださいました。わたしたちは沖縄に主を信じる信仰について教えるために行きましたが、逆に、わたしたちのほうが沖縄の教会員から信仰について教えられました。」

ピーターソン兄弟は30名に近い元沖縄伝道部の宣教師とその家族とともに、最近行われた沖縄神殿ツアーに参加し、伝道部のリユニオンを楽しんだ。[再会 ]この元宣教師たちは特に、彼らが伝道中に出会い愛した会員や求道者たちに再び会えることを願っていたが、彼らを見つけるのは思いのほか難しかった。

1992年~1994年に沖縄で伝道したブライアン・ハンセーカー兄弟は、「沖縄のお母さん」である岸本トモコ姉妹に会えることを切望していた。ブライアンの先輩同僚であったクレイトン・アゲート長老がバプテスマを受ける前に岸本姉妹に福音を教えた。その後、アゲート長老が帰還し、ハンセーカー長老が引き続き岸本家族を教え、娘さん(アヤノ)がバプテスマを受けられるよう助けた。

ハンセーカー夫妻とその他の人々は沖縄に行く前に東京と京都を訪問した。旅行中ずっと、ハンセーカー兄弟は岸本姉妹および彼が教えバプテスマを施したもう一つの家族、上原家族と再び会えるよう助けてくれるだれかを探していた。神殿のオープンハウスとリユニオンの日の朝が来たとき、彼はまだその二家族を見つけることができていなかった。朝、海岸にランニングに行った際、ハンセーカー兄弟は天の御父の助けを求めて熱心に祈った。彼の祈りはとても優しさに満ちた方法で答えられた。

ハンセーカー家族のツアーグループが神殿に入ったとき、別のグループが出てきた。ハンセーカー兄弟はそのグループが通り過ぎる際、彼らを見たとき、キシモト姉妹と娘さんの(シオト)アヤノ姉妹が御主人と息子さんと一緒にいるのを見つけた!甘く涙に満ちた再会は彼らにとても大きな喜びをもたらした。短い再会の後、彼らは翌日一緒に教会に出席する計画をした。

ハンセーカー兄弟はキシモト家族を見つけることができてとても嬉しかったが、彼はまだ上原レイコ姉妹を見つけたいと思っていた。教会の集会の後、何年も前にビショップであったとき上原姉妹を知っていたシオト兄弟が礼拝堂の後ろの方に上原姉妹が座っているのを見つけた。ハンセーカー兄弟は走り寄って彼女を抱きしめてあいさつした。彼女は涙ながらに、その日の朝起きたとき、教会に行くべきであると思ったことを話した。上原姉妹とハンセーカー兄弟はともに御霊が彼女の心に働きかけ、彼女がその御霊の声に聴き従ったことにとても感謝した。

何人かの元宣教師たちが仲宗根ヨウコ姉妹に福音を教える機会を持った。多くが彼女の居場所を見つけようと試みたが上手く行かなかった。ヨウコ姉妹にバプテスマを施したゲーリー・デービス兄弟は彼女と特別な結びつきがあった。ゲーリーとグループの他のメンバーが飛行機で帰る準備をしているとき、ヨウコ姉妹の友人が彼らに連絡をし、彼女はデービス元長老の出発を見送りに来ることを伝えた。悲しいことに、ヨウコ姉妹は空港に到着したとき、搭乗の準備をする前に彼らを見つけることができなかった。しかし、そのとき、主の優しい慈しみにより、ゲーリーの乗る飛行機が直前で遅延し、セキュリティチェックを通る前に、ヨウコ姉妹を見つけるのに十分な時間が取れた。なんとも素敵な再会であった!

ピーターソン兄弟は自分たちが沖縄で伝道していた時期に教会に入ったもう一人の姉妹と再会したときのストーリーを分かち合った。リユニオンのことを聞き、その姉妹はその当時知り合い、大好きであった元宣教師たちに会いにやってきた。彼女とピーターソン兄弟はお互いの息子たちが同い年であることが分かった。ピーターソン兄弟の息子は日本語を勉強していたので、日本で伝道することを希望していたが、ミシガン州(米国)で伝道するよう召された。その姉妹は、息子たちは(リモートで)会うことができると提案した。ピーターソン兄弟はすぐに同意した。後に、彼は次のように話した。「わたしの息子はミシガン州で伝道していますが、沖縄に住む新しい友人を作る機会を得て、宣教師としてオンラインでこの日本の家族に奉仕する機会を持つことができることにわたしは気づきました。テクノロジーの奇跡のおかげで、息子は希望していたように日本で奉仕することができました。」

沖縄に住む久場姉妹の息子さんと準備の日にオンラインで会話をするミシガン州で伝道中のピーターソン長老。© 2023 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.

© 2023 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.

沖縄神殿は十二使徒定員会のゲーリー・E・スティーブンソン長老により、2023年11月12日(日)に正式に奉献される予定である。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.