ニュースリリース

子どもたちと家庭の光となる

東京西ステークのクリスマス奉仕 2024

末日聖徒イエス・キリスト教会の東京西ステーク※1では、2024年のクリスマス、地域の社会福祉協議会などを通じて経済的に困窮する家庭への支援を行うとともに、子どもたちへお菓子のクリスマスプレゼントを届けた。

多摩ワード※2

多摩ワードではCOVID-19パンデミック下の2020年、多摩市社会福祉協議会の要請を受け、市内10か所の子ども食堂への食材支援を始めた。その後、支援した子ども食堂の一つ「ピンクララタマ」からの協力依頼で、毎月2-3回の土曜日午後に支援活動を継続してきた。食材パッケージ作り、お弁当作り、配達ボランティアを、多摩ワードの青少年の兄弟たち、親御さん、長老宣教師らが行う。提供先は40家族以上、年間活動回数は24回から30回に上る。「ピンクララタマ」の運営を行う皆さんと関係を深め、2022年の日本東京神殿オープンハウスへ招くこともできた。

そうした活動を通じてご縁を頂き、年末に社会福祉協議会が主催するクリスマスプレゼント配布活動に、多摩ワードとして協力を開始する。

2024年12月初め、多摩ワードの会員たちは、お菓子のプレゼントパッケージ200個を準備した。12月13日と14日、社会福祉協議会の指定する会場にプレゼントを搬入、また配布するボランティア活動を行った。

八王子ワード

八王子ワードでは2020年、コロナ下における地域への奉仕活動を模索する中で、八王子市生活自立支援課より、困窮者への食糧支援を行う「一般社団法人フードバンク八王子」を紹介され、食料支援を開始した。継続して年2回、特にひとり親世帯の家族と子どもたちを支援する食品提供を中心に奉仕している。2024年のクリスマスシーズンには、フードバンク八王子を介して、子ども食堂「八王子食堂ネットワーク」にお菓子のクリスマスパッケージを寄贈した。

11月17日と24日(日)の集会終了後に八王子ワードの会員たちが協力してパッケージを作成、そこには心を込めた手作りのメッセージカードが同封された。初等協会(小学生以下)の子どもたちや中高生の青少年もともに参加し、11月中には、フードバンク八王子へ200個のプレゼントが届けられた。

また12月下旬、フードバンク八王子での年内最後のパントリー※4では、オードブルを60セットと、お餅とぜんざいをそれぞれ100袋提供した。パントリーでの食品配布ボランティアには八王子ワードの会員たちも参加した。食品を受け取ったご家庭からは「みんなが笑顔になった、 皆が応援している気持ちが伝わった」との声も頂いている。

 

Machida City Council of Social Welfare
Machida City Council of Social Welfare
町田市社会福祉協議会に975キロのお米を贈る。前列左から、町田ワード扶助協会奉仕コーディネーターの高橋節子(たかはし・せつこ)姉妹、東京西ステークの上野ステーク会長、町田市社会福祉協議会の鈴木 忠(すずき・ただし)会長、町田ワードの外村俊博(とのむら・としひろ)ビショップ© 2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
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町田ワード

町田市社会福祉協議会では「おうちでごはん事業」を継続して行っている。利用要件を満たす世帯(児童扶養手当受給世帯の18歳未満の子どもとその保護者)に、2週間に1回、無料でお弁当を届ける事業である。

2023年12月、町田ワードの担当者から、これらの世帯の子どもたちへのお菓子のクリスマスプレゼントパッケージを寄付したいと申し出ると、大変喜ばれた。対象は約100世帯、子どもたちは190人であった。プレゼントはお弁当の配布と一緒に届けられた。

2024年もこの事業に協賛し、引き続きプレゼントを準備した。12月15日の安息日の集会後、町田ワードのホールで会員たちによるお菓子のパッケージ作りが行われた。2024年度は、117世帯225人の子どもたちが対象となった。パッケージは12月20日(金)、会員たちによって町田市社会福祉協議会へ届けられた。

また、150世帯以上にお米5キロを贈る活動も同時に進められた。975キロのお米が12月上旬に届けられた。

町田市社会福祉協議会でのお米の贈呈式に立ち会った東京西ステークの上野 誠(うえの・まこと)会長は、「家庭で、子どもたちと一緒に食べる」ことを大切にした取り組みに共感を寄せる。末日聖徒イエス・キリスト教会の価値観と一致する「おうちでごはん事業」の一端を担えたことに、上野会長は感謝を表す。「物だけ渡せばいいということではなくて、社会福祉協議会さんたちと力を合わせて、そこに住んでいらっしゃる方々が温かい気持ちを感じて、神様の愛を感じることができたら素晴らしいなと思いますね。」 


また上野会長は、ステークの会員たちにも感謝を述べる。「ワードの中だけではなくて、地域の方々に思いを向けて奉仕をする機会が与えられたことは、とても素晴らしいと思っています。ただ単に伝道するだけの教会ではなくて、地域にとってなくてはならない、そういう教会になれたら。ビショップ※3をはじめ皆さんがそういう取り組みをされることが本当に素晴らしいと思います。」

2024年のクリスマスの季節、ステークの他のユニットでも同様に、地域社会の方々へ向けた奉仕活動を行なった。

吉祥寺ワード マクドナルドハウス世田谷へ必要物資の提供
国立ワード 子ども食堂「こどものたまり場 すこやか広場」へのお菓子の袋詰めの提供
府中ワード 高齢者養護施設でのキャロリング 子ども食堂へのお菓子の袋詰めの提供
高尾ワード 子ども食堂「ふくろうハウス」へのお菓子の袋詰めの提供

東京西ステークでは、今後とも地域社会への支援と奉仕を続けていく。◆

※1:ステークとは末日聖徒イエス・キリスト教会の地域管理区分。幾つかの教会(ワード・支部)が集まってステークを形成する

※2:ワードとは1つの教会が管理する地理的区分。一般に言う教区のこと

※3:ビショップとは、1つのワードを管理して人々に仕える責任者。無償のボランティアである

※4:パントリーとは食品貯蔵庫、転じて、困窮世帯への食品配布会のこと

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.