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ニュースリリース

浜松にて、音楽を作り、永遠の愛を見つける

YSAたち、静岡YSAカンファレンスに集う

台風21号が西日本の太平洋側を東に進んでいる中、ヤングアダルトたちは、「音楽の都」浜松に向けて移動を始めた。新幹線の運休と豪雨のため、予定した活動に多少の遅れが生じたが、カンファレンスの参加者たちの情熱は冷めなかった。ヤングアダルト(YSA)たちは、人であふれた駅で何時間も待たされ、ずぶ濡れになって会場に到着したが、待ちに待った週末に準備万端であった。

参加者たちはグループに分かれ、植物園、ボートツアー、洞窟探検、および浜松楽器博物館といった地元のアトラクションに出かけて行った。その後、グループが一緒にバスで地元のレストランに行き、日本の伝統的な料理を楽しんだ。参加者たちの会話のトーンから、活気に満ちていることがはっきり分かった。


 

遅めのチェックインを済ませた後、移動の際に少し濡れた衣服をダンス用のおしゃれな服に着替えた。簡単なインストラクションを受けて、YSAたちはダンスを楽しむ用意が整っていた。様々なダンスやゲームを取り混ぜ、ダンスをしたいと思っていた人たちが全員ダンスの機会を持てるようにした。また、その他のゲームも、ゲームを好む人向けに提供された。

カンファレンスの2日目(日曜日)は、アジア北地域会長のジョン・A・マキューン長老の管理による特別聖餐会で始まった。岡山ステークの香山萌子姉妹が最初の話者として話をした。彼女は、感謝することがたくさんあること、福音の原則を通して、イエス・キリストの愛を感じていることを話した。香山姉妹はラッセル・M・ネルソン大管長の勧告に言及して、証は試しを通じて成長するということを教えた。日々の生活に置ける失敗は学び、変わるための機会を提供してくれるものである。

千葉ステークの仲井真賢兄弟は、救い主イエス・キリストについての自分の証を分かち合った。伝道中、彼は健康の問題のために、6か月間伝道本部で奉仕した。時々、彼は「本当の」宣教師ではないように感じたときもあったが、そのとき、自分が毎日、キリストの名前の入ったバッジを身に着けていることを思い出した。彼が行うすべてが主を代表するものであったのである。

最近、マキューン長老との結婚40周年を迎えたデビー・マキューン姉妹は、自分自身がYSAだった頃の思い出を語った。当時、彼女は将来の夫にどのように出会うのだろうかと思い、それについて少し心配していた。彼女はどのようにして幸せな結婚ができることを期待できたのだろうか。ヒラマン5:12を読み、彼女はそこから福音に従って生活していた人々が困難にもかかわらず、幸せであったという事実について深く考えた。この聖句は彼女に勇気を与え、主は、救いの儀式、聖文、生ける預言者および人生の疑問に対する答えを含め、完全なる福音を与えてくださったことを認識した。これらのことを心に留め、将来、永遠の伴侶と喜びに満ちた生活ができるという希望が増した。

マキューン長老はこれまで数年間、マキューン姉妹とともに日本で奉仕できたことの喜びを述べた。これまで、日本各地のイベントで多くのYSAと出会う機会があったため、YSAたちとともに過ごすのはリユニオンのように感じた。マキューン長老は日本の人々に対して大きな愛を抱いており、皆同じようにイエス・キリストの家族の一員であると言及した。

マキューン長老は、イエス・キリストと聖約の関係を持つことについて述べた。それは単に主について知ること以上のものである。主を覚え、主と交わした聖約を守ることにより、キリストがその最大の祝福を注いでくださることが可能となるのである。天の御父のご自分の子供たちに対する愛のゆえに、天の御父は救い主を与えてくださった。救い主の贖いを通して、御父の子供たちは悔い改め、清くなり、御父のみもとに戻れるのである。マキューン長老は、救い主が生きておられること、そして、主に助けを求める人々をあたかもこれまで間違いを犯さなかったかのように完全に汚れを取り去ってくださることができることを証した。

聖餐会の後、特別ディボーショナルが開かれた。マキューン長老・姉妹が「わたしたちは世界の歴史上最良の時に生活しています!」と述べてディボーショナルは始まった。1830年から2024年までの教会の成長をまとめたビデオがこの声明を強化した。マキューン長老は、主が預言者に霊感を与え、教会が成長している場所に神殿を建設なさっていることを説明した。新たな神殿が発表され、そして、さらに多くの宣教師が派遣されつつあり、マキューン長老の目には日本において教会が成長し続けることが見えている。「今はわたしたちの時代です」とマキューン長老は宣言した。

マキューン長老・姉妹は、YSAたちに友人や職場の同僚に自分たちの信仰を分かち合うように勧めた。「皆さんは全員イエス・キリストの弟子です。ただ、皆さんの人生を生きてください。現在、専任宣教師として奉仕していなければ、宣教師になれないわけではありません。自分がクリスチャンであることをほかの人々に伝えるのを恥ずかしがらないでください」とマキューン長老・姉妹は述べた。

ディボーショナルに先立ち、YSAたちはディスカッションのための質問を提出する機会が与えられた。ほとんどの質問がデートと結婚に関係するものであった。マキューン長老・姉妹は、次のような助言を与えた:

- カップルが異なる興味を持っていても大丈夫です。何かを一緒に楽しむことを学ぶでしょう。最も大切なのは、同じ信条と標準を持つ人を選ぶことです。そこに関しては妥協してはなりません!

- ほかの人々を教会に連れてくるのに福音を決して脇に置かないでください。二人とも迷うことになります。霊的成熟度は異なるかもしれませんが、二人とも福音に対する固い決意が必要です。

- マキューン姉妹は、互いの決意について分かるように異なった状況で共に時間を過ごすことを推奨した。

- マキューン長老は姉妹たちに自分の感覚に耳を傾け、もしだれかとともに居る際、居心地の悪い気持ちを感じたら、その人たちとは居るべきではないと助言した。

- 輪を広げてください。数多くのYSAカンファレンスに参加してください。積極的にほかの人々と会う機会を求めてください。『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第9章をガイドとして活用してください。

マキューン長老は兄弟たちに対して、愛情を込めて、明瞭に、「家から出てください。電子機器から離れてください。ゲームをするのを止めてください。さらに神殿の儀式を受けてください。立ち上がって、立派な男性になってください!」と助言した。

- マキューン姉妹は、「リフェローを求めてください。『海にはたくさんの魚』がいますよ」と提案した。マキューン長老が続けて、「恐れないでください。魚釣りを続けてください!」と提案した。二人とも、自分の好きなことと嫌いなことが分かるように多くの人々とデートするように助言した。

-「真に気の合う相手(ソウルメイト)として一人の正しい人というのはいますか」という質問が提示された。マキューン長老・姉妹は次のように答えた。「答えはノーです!皆さんがもしそのように考えるとしたら、常に不完全なところが見えてしまい、結婚してからも、探し続けることになるでしょう。もし二人が主を愛し、生活において主を第一にするならば、経験を通じて、二人はソウルメイトとなるでしょう。」

- 自分の気持ちに正直であってください。好きであれば、そのように伝えてください。

- これを自分独りで行おうと思わないでください。主の導きを求めてください。主は、あなたが分かるように助けてくださいます。正しければ、平安と安心を感じるでしょう。

- ディボーショナルを閉会するにあたり、マキューン長老は次の助言をした。「姉妹の皆さん、皆さんはとても楽観的になることができます。とても多くのふさわしい神権者がいるからです。兄弟の皆さん、とても多くの美しい姉妹たちがいます。皆さんがデートできないほど忙しいなら、それは忙しすぎます。もし罪を犯したことがあれば、赦しを受けることができます。そうした罪のために尻込みをしないでください。学校を卒業するまで、また、家を持てるまで待ったりしないでください。明るい未来を共に待ち望んでください!」

- 午後は「愛のためのロードマップ」というワークショップが開催され、そこではプレゼンテーションが行われ、参加者に永遠の結婚に向けて計画するように勧められた。

- ステップ1:自分の才能と賜物を特定する

- ステップ2:自分の目標を視覚化する

- ステップ3:計画を実行する

- ステップ4:評価し、次のステップを決める

日曜日の集会はヤングアダルトに指針を与え、霊を高めるものであった。村岡元気兄弟は次のように述べた。「マキューン長老・姉妹とそのほかの発表者の話を聞き、わたしは、具体的な目標を決め、それを達成するために一生懸命頑張りたいと思います。」

ワークショップの後、何人かのグループは、浜松城を含め、周囲のエリアの散歩を楽しんだ。ほかの人々は観光したりゲームをしたりして時間を過ごした。夜は、バイキング形式のディナーと音楽のパフォーマンスを鑑賞しながら、楽しいひとときを過ごした。

カンファレンスの3日目は、チェックアウトと帰る支度をするときであった。家路に向けて出発する前に、YSAたちはもう一つの交流活動と地域七十人の今井裕一長老とのディボーショナルに参加する機会があった。イベントは終了したが、ヤングアダルトたちが楽しんだ経験は彼らを引き続き次のステップへと啓発し、彼らの持てる最大の可能性に到達し、福音に引き続き忠実であり続けるよう、信仰を持って前進するであろう。

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