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ニュースリリース

40年後に帰還宣教師同士の夫婦が再び日本で奉仕 

ディストリクトリーダーが姉妹宣教師と結婚し、同僚として再来日

真鍋頼子姉妹が岡山伝道部(現在の神戸伝道部)での任期を終える時には、当時のディストリクトリーダーとともに40年後に再び同僚として奉仕するとは想像もできなかった。続けて起こった驚くべきことがらと主の深いあわれみにより、ダグラス・エルスモア長老と真鍋頼子姉妹は自分たちの伝道を終えた数カ月後に結婚した。アリゾナ州ツーソンとテキサス州フリスコで4人の子どもを育て上げた後、この夫婦は東京南伝道部の伝道本部でオフィススペシャリストとして奉仕している。 

ユタ州プロボの宣教師訓練センターでの訓練中に、エルスモア長老はディストリクトリーダーとして奉仕するように依頼を受けた。彼は、自分は妻の最初の伝道の最後のディストリクトリーダーであったが、妻の最後の伝道では自分が最初のディストリクトリーダーであったと話して皆の笑いを誘う。

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カリフォルニア州南部で育ったエルスモア長老は、末日聖徒イエス・キリスト教会の初期のパイオニアであった先祖から続く代々の教会員ファミリーの一員である。彼の曾祖父の祖父にあたるジェームズ・オーレッドは預言者ジョセフ・スミスのボディーガードとして奉仕した人物である。 

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藤沢で育ったエルスモア姉妹は、姉妹宣教師から街頭で無料英会話に誘われた。教会に着くと、彼女はまるで以前そこに来たことがあるように感じたという。驚いたことに、長老たちは彼女に挨拶し、ジョセフ・スミスの最初の示現について話をした。それは、英会話のクラスとしては予期せぬ内容であったが、長老たちが教えてくれた内容は全て彼女にとって納得できるものであった。彼女は日曜日の集会に参加し始め、宣教師らと共に定期的に福音を学習するようになった。そして1年後、彼女はバプテスマを受けたのである。 

エルスモア夫妻の息子2人は両方とも日本で伝道した。長男は札幌伝道部、次男は東京南伝道部で奉仕し、夫妻は今、東京南伝道部で奉仕中である。次男は、日本で伝道中に母方の祖父母にレッスンを教える機会を得た。 

現在エルスモア夫妻は、以前家族が所属していたテキサス州スター・フィギャー・スケーティング・クラブがあるテキサス州マッキニーに在住している。エルスモア長老はかつてアイスダンスの競技選手であった。エルスモア姉妹は芸術家としての才能に恵まれている。このようなタレントを持ったエルスモア夫妻であるが、宣教師として奉仕するにあたり、さらに他のタレントも携えてきた。エルスモア姉妹はユーモアに富み、会う人とは誰とでも仲良くなれるという特技もある。伝道本部での仕事をする中で、エルスモア姉妹はコンピュータと伝道本部についてさらに学ぶことができた。彼女は宣教師の転勤に必要な交通手段の手配、自転車の発送、在留カードの手続きなどをこなした。伝道部の技術スペシャリストとして奉仕するエルスモア長老は非常に几帳面で、 その性格は新型コロナによるパンデミックが収束した後、伝道本部再開にあたり必要な仕事をこなす上で特に役立った。 

エルスモア夫妻は結婚前に、将来、再び伝道に出ることを決意しており、できればそれが日本の地であればと願っていた。エルスモア姉妹に健康上の問題があることがわかったとき、待つことなく伝道の申請書類をすぐに提出する作業に取り掛かった。シニア宣教師は、さまざまな伝道の機会の中から自分の好みのものを選ぶことができる。選択肢の中から8つを選んだが、そのうち6つは日本での伝道であった。実際に東京南伝道部で奉仕する召しを受けたとき、夫妻はとても嬉しかったという。 

エルスモア姉妹の健康上の懸念は払拭されておらず、医療を受けるために米国に帰国するようにとのアドバイスも受けた。決断前に、彼女は日本の病院で受診するために予約を入れ、同時に神権の祝福も受けた。病院に行く夢を見たエルスモア姉妹が実際に来院した時、そこにいた医師は彼女の夢の中に出てきた人と同じであることに気が付いた。彼女は、この医師が日本で彼女の病状を治療する一番の専門医であると聞いた。エルスモア姉妹は、人に奉仕することで、自分の健康問題に悩むことなく過ごせたという。エルスモア夫妻は、日本での伝道を任期の最後までやり遂げることができたことに感謝している。 

シニア宣教師の伝道についての詳細は、自分のユニットのビショップから入手できる。シニア宣教師のウェブサイトも参照のこと。 

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.