2019年4月に日本沖縄神殿の建設がラッセル・M・ネルソン大管長によって発表された。その1年後の2020年5月には、建設場所が沖縄市松本7-11にある沖縄軍人地方部 と 沖縄ワードの建物のすぐ横であることが発表され、2020年12月5日には鍬入れ式が行われた。
それ以来、沖縄の教会員らは2年半にわたり、神殿の壁の設置や植栽作業、そして神殿に最終的な細かい完成作業が施されるのを見守っていた。
2023年3月には神殿名が刻まれた岩が設置され、神殿は完成し公開の準備が整った。
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その後4月18日には、大管長会がオープンハウス(9月23日~10月7日、そのうち9月21~22日には特別メディアディ、VIP特別内覧会)、その数週間後の11月12日にはゲーリー・E・スティーブンソン長老によって奉献されるという日程を発表した。
さらに、4月28日には金城寛長老と金城(旧姓:安里)貴子姉妹が神殿長とメイトロンに召されたことが発表された。
日本沖縄神殿の開館に向けて、徐々に準備が整いつつある中、オープンハウスと奉献式までにはまだ数カ月ある。
今、開館に向けて何が行われているのか。
現地では実行委員会が召され、準備に拍車がかかっている。
まず1月には、地元の教会指導者らがソルトレーク・シティーから来た神殿担当者らと会い、沖縄神殿が最も効果的に運営されるための意見が交換された。
さらに、オープンハウスと奉献式委員会のコーディネーターとして、沖縄ステークの 安里吉隆兄弟と安里 敦子姉妹が召された。
「ヒンクレー大管長は、『信仰のあるところに神殿を建てる』と語りました。このような素晴らしい主の宮を沖縄のような小さい島に頂けて、大きな祝福と喜びを感じています。この祝福は、私たちの想像をはるかに超えた、幕の彼方にいる先祖たちの愛と信仰を込めた祈りの賜物です。また信仰と熱心な働きを尽くしてくださった、すべての皆さまの忠実さの賜物です。神殿は大きな祝福であると同時に、主と神殿をさらに愛し、幕の両側にいる天父の息子や娘たちの救いの業を加速させる大きな責任を頂いたものと、決意を新たにしています。」と、安里兄弟は話した。
安里兄弟の指示の元、オープンハウスの小委員会の会長らも召された:
幹部書記 大嶺義人兄弟、大嶺愛子姉妹
コミュニケーション ネティ・フランシス姉妹
財務 大城清剛兄弟
歴史 ポール・キャンベル兄弟
ホスティング エイブ・サマーズ兄弟、ジーナ・サマーズ姉妹
音楽 平良 久兄弟
駐車場/交通 新垣大志兄弟
施設 チャッド・バームガートナー兄弟
保安/セキュリティ ジェイク・ジョンソン兄弟
テクノロジー 茶畑三男兄弟
アッシャー 宮城克治兄弟、宮城理恵姉妹
委員会のメンバーは、オープンハウスと奉献式を素晴らしく思い出深いものとするために、駐車場、特別イベント、食事、招待状、アッシャーなどに関して現在、調整を行っている。
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2月にはソルトレーク・シティーから別の2人の代表者(教会コミュニケーション担当のキム・ファラー姉妹と教会神殿部のマーク・ロビンズ兄弟)が到着し、オープンハウス委員会のメンバーは、今回のアサインメントについて特別な訓練とガイダンスを受けた。
「委員会として初めて集まり、今回の特別なアサインメントと業務について学ぶことができ嬉しく思います。神殿コミュニケーション小委員会で働くことに喜びを感じています。委員会のメンバーは沖縄ステークと沖縄軍人地方部から集まり、言語と文化の異なるわたしたちがオープンハウスという1つの目標に向かって計画を立てることができるのは、素晴らしい経験です」とコミュニケーション小委員会会長のネティ・フランシス姉妹は語る。
ホスティング小委員会の会長であるエイブ・サマーズ兄弟、ジーナ・サマーズ姉妹は、「日本人とアメリカ人の兄弟姉妹と共にホスティング委員会で奉仕することができ、とても嬉しく思っています。委員会のメンバーは、メディアとVIPへの対応準備に関して豊富な知識を持っています。わたしたちは、神殿ツアー終了後にリフレッシュメントを提供して訪問者に歓迎の気持ちをお伝えできるようにと考えています」と話した。
委員会が準備に奔走し、オープンハウスと奉献式が近づく中、日本の教会員にはこのイベントをサポートするために何ができるのか?いくつかの案としては、以下が考えられる。
- オープンハウスの日程を、沖縄に住んでいない隣人や友人にも伝える。フランシス姉妹は、「沖縄だけでなく、日本中そして海外からもこの美しい神殿を見るためにいらっしゃると考えています。誰が沖縄と関係しているか、また誰が沖縄神殿を見に来たいと思っていらっしゃるかはわかりません。沖縄で伝道した帰還宣教師が本州から来ることも想定しています」と話す。
- フェイスブックやインスタグラムの『日本沖縄神殿』というページに投稿される最新情報、写真、ニュースをフォローする。「わたしたちはこの美しい建造物である神殿に興味を持ってもらえるように、毎週、神殿に関する最新情報をソーシャルメディアに投稿しています」とコミュニケーション小委員会のメンバーであるクレア・バトラー姉妹は話した。
- 神殿の証を分かち合う。「わたしたちは沖縄の教会員から神殿についての証を集めて、オープンハウスの準備としてそれをわたしたちの友人に分かち合う計画を立てています。わたしたちの証は、神殿についてよりよく知ってもらうのに役立つと思います」とコミュニケーション小委員会のメンバーであるローリ・シャーリー姉妹は語った。okinawajapantemplecommunications@gmail.com
- 神殿の前で撮った写真を分かち合う。素敵な神殿の写真コラージュを作るために写真を集める計画がある。コミュニケーション小委員会の大城朝雄兄弟 は、「2000枚の写真が必要です。すでに集まったのは520枚ですので、もっと多くの人に写真を送ってもらえれば、素敵なコラージュができます」と話す。(写真の送付は、photoupsmile@gmail.comまで)
- 特別に招待する必要があると思われる友人または同僚のことを考える。「沖縄軍人地方部では、夏季になると多くの会員が沖縄を離れます。しかし彼らが不在中にも、オープンハウスの期間に沖縄にいる友人や同僚を招待することはできます。自分が留守にするからといって、オープンハウスに関わることができないと思わないでください」とマーク・フランシス沖縄軍人地方部会長は話した。
- そして同会長は最後に、「教会は世界に存在していますし、今あるコミュニケーションツールを用いれば、神殿の建つ琉球諸島という小さな地域内に留まるのではなく、もっと大きな枠組みの中で今回のオープンハウスを考えることができます」と述べた。
沖縄神殿の鍬入れ式でアジア北地域会長会会長の和田貴志長老は、「感動的な神殿の眺めが、教会員でない人も含めて、この地域全体に祝福をもたらすように、そしてここに住む人または訪れる人すべてにとって、神殿が愛されるランドマークとなりますように」と祈っている。