ニュースリリース

信仰と行動が導いた奇跡:仙台ステークセンター・上杉ワード教会堂の起工式

2025年3月1日、仙台にて末日聖徒イエス・キリスト教会仙台ステークセンター並びに上杉ワードの教会堂の起工式が行われました。

2025年3月1日土曜日、起工式実行委員会のメンバーは主への感謝と喜びを心に感じながら、起工式会場に次々と来場する招待者を歓迎し、終始温かい雰囲気の中で起工式が執り行われました。

 

準備期間の奇跡

起工式実行委員会は同年1月19日に仙台ステーク右田英生会長の元に組織されました。40日という非常に限られた準備期間を前に、地域七十人の今井裕一長老が「30名のオピニオンリーダー出席」という大きな目標が掲げられました。仙台地区教会コミュニケーション担当の佐藤亜紀子姉妹は、今井長老の所属する高梁グループ教会堂起工式での成功の証を聞いていたので、信仰を行いで示すときに必ず主が導いて下さると感じていました。

実行委員会は、まずは面識のある人をリストアップし効果的な声掛けの方法を探り求めました。
次に、近隣の方からエリアオフィスに教会堂が建築されることへの不安の問い合わせが数件届いていたため、教会を知っていただくことが重要だと考えました。そこで地図を広げ、建築場所に隣接している5つの町内会を調べ、市役所の「まちづくり推進課」へ行き、5つの町内会長と、それをまとめる2つの連合町内会長の連絡先を教えて頂きました。電話をかけ案内状をお送りしたところ、連合町内会長の方が動いてくださり、4名の町内会長に参加するように促してくださいました。

また、教会堂周辺の他の宗教施設の方々にはどの様に声がけをしようかと、実行委員会で話し合いました。まず、近所のお寺にはこれから長いお付き合いができるようにと、地元の上杉ワードの村上大介ビショップと顧問の佐藤俊行兄弟、扶助協会会長の宮崎光姉妹の3人で挨拶に伺いました。また、佐藤亜紀子姉妹は、創価学会へのご挨拶について考えた時、創価学会員の同級生の顔が浮かびました。これからの時代を考えて宗教間での対話と友好を深めたいと同級生に相談すると、すぐに宮城県を取りまとめている方を紹介してもらい、さらに近隣の創価学会集会所の責任者の方に話が繋がり、起工式に参加いただけることになりました。他にも公明党議員を2人紹介していただきました。

仙台ステーク第一顧問の古川伸也兄弟は近隣の小中学校、児童館を訪問し挨拶をしてまわりました。

泉ワードボランティア活動担当の宮田かおり姉妹は、フードバンクの方を招待しました。また、地元で有名な民謡歌手の庄司恵子さん、KASUMIさん親子をお付き合いのある佐藤祐二兄弟が招待しました。

エリアオフィスの望月孝則兄弟は東日本大震災時にご縁があった多くの団体に連絡し、14年たった今もご縁が繋がっていることを喜び合いました。

司会をした元加美町長の猪股洋文兄弟は、これまでの経験を生かした人脈で国会議員へ連絡し、衆議院議員の鎌田さゆり議員に参加いただくことになりました。

仙台地区コミュニケーション担当の山田浩美姉妹は、市会議員、県会議員の皆さんに電話をかけ起工式に招待し、案内状を送った議員さんへの確認の電話を開催前日まで行いました。

この間、実行委員会メンバーの一人ひとりが考え、協議し、緻密な計画と作業を行い、祈りの気持ちをもって行動し続けたことで、主の多くの導きと祝福を目にしました。
聖歌隊や駐車場係、受付、交流会など準備に携わった人々の一人が欠けても出来なかったことでした。

起工式当日の奇跡

佐藤亜紀子姉妹は最後まで目標の30名にこだわり、3社の新聞社に連絡をし、内1社の建設新聞社が取材に来ることにつながりました。起工式の3日前には、26名のオピニオンリーダーの申込みがありましたが、あと4名足りませんでした。それでも、出来得ることは全て行ったのであとは祈ろうと思っていたところ、2日前に4人追加、前日に3名追加、当日3名欠席、1名追加と奇跡が重なりました。

100人の方へ声をかけた結果、目標を超える31名のオピニオンリーダーが起工式に参加して下さいました。

当日は青空に恵まれ、新しい教会堂が建設される土地に張られたテント内で、起工式が和やかに執り行われ、上杉ワード聖歌隊による美しい讃美歌が披露されました。

来賓の衆議院議員の鎌田さゆり議員、浄土宗雲上寺住職の東海林良昌先生、そして今回の集会所の工事をしていただく深松組の深松努社長の3名の方が素晴らしい祝辞をくださいました。祝辞の中では、東日本大震災が起こった後、地元並びに全国各地の末日聖徒イエス・キリスト教会の会員が被災地を訪れ、地域社会への支援活動を行ってきたことに対する感謝の言葉も述べられました。

終了後は上杉ワードの教会堂にて交流会が行われ、オピニオンリーダーの方々と実行委員会メンバー、および地元の教会指導者たちが軽食を共にしながらひと時を過ごしました。

 

仙台ステークの右田会長は、今回の起工式と交流会を振り返り、 「大震災以降、教会と教会員は様々な形で地域の方々と働いてきました。参加者のお一人は、当時かけていただいた言葉が今も心に残っていると話しておられました。 主は『あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々が…天にいますあなた方の父をあがめるようにしなさい』と求めておられます。今回の起工式・交流会は、『燭台の上にお』かれた、聖徒のあかりが『すべてのものを照ら』し、主と主の教会が讃えられる喜びの時間となりました。」(マタイ5:15-16) と語りました。

最後まであきらめずに祈りながら行動し続けた結果、起工式と交流会は感謝と喜びがあふれる素晴らしいひと時となりました。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.