ニュースリリース

日本で奉仕するシニア宣教師:2024年2月

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クリスティーナ・フィリップ姉妹とロビー・フィリップス長老にとって、シニア伝道の奉仕することは随分前に決めていた。彼らが想定していなかったことは予定していた時期よりも早い時期に伝道に行くという促しを受けたことである。二人がステーク大会に出席したとき、フィリップス長老も姉妹も二人ともすぐに伝道に行く備えをすべきだというふうに感じた。早期に引退することをメモに記し、伝道に出るための申請書の準備を始めた。

ミリタリー・リレーションズ宣教師として、フィリップス夫妻は世界中のどこの米軍基地で奉仕するよう召される可能性もあった。18か月間日本で奉仕するという割当ては驚きであったが、二人はこれまで、ここ日本で、座間駐屯地と厚木海軍基地の両方で奉仕できることを嬉しく思ってきた。末日聖徒イエス・キリスト教会座間軍人支部の会員たちに奉仕するとともに、フィリップス長老・姉妹は赤十字と一緒に奉仕したり、厚木基地と座間駐屯地の従軍牧師と密に働き、新しく赴任した人々への説明会の手伝いをしたりしている。彼らはミリタリー・レジリエンスコースならびに支部の会員向けの神殿準備クラスを教えている。また、フィリップス姉妹は扶助協会の教師も務めている。フィリップス夫妻は時折、若い宣教師の手助けをして、彼らの友人たちを教えたり、また、時にはバプテスマ会でお話の依頼を受けたりしてきた。

座間支部に多くの若い家族がおり、毎週の日曜日はおよそ75~90名の会員が集っている。フィリップス夫妻は、「支部の祖父母」的な役割を引き受けている。彼らはすべての会員と親しくなり、誕生日に何かをしたり、スポーツやダンス、および青少年が参画するその他の公演などのイベントに参加したりするようにしている。フィリップス長老は次のように説明する。「わたしたちの『ミニスタリング先のリスト』は……全員が対象です!」

シニア宣教師として奉仕するうえでフィリップス長老・姉妹が驚いたことは、割当てがいかに定義がなされていないということであった。各夫婦宣教師はそれぞれ異なった才能や経験および能力を携えてやって来る。カウンセリングの経験を有するフィリップ姉妹は以前の職業が宣教師の奉仕を行ううえで役立ってきたことが分かった。自分自身のことを元「バンドおたく」と表現するフィリップス長老は、その才能を使って楽器の修理やバンドディレクターを手助けして低音部門の金管楽器の訓練を行ったりしてきた。二人とも「宣教師バッジの力」と呼ばれるものを経験してきた。宣教師のバッジを着けることで多くの奉仕の機会の窓が二人の前に開いてきた。

3月に、フィリップス長老・姉妹はテネシー州の自宅に帰還する予定である。宣教師として過ごした時間について、彼らは次のように言う。「それはこれまで二人で一緒に行った最高の事柄です!」実際、彼らは自宅で家族と1年間過ごした後、再び伝道の奉仕に行く計画をしている。彼らが楽しみにしている割当ては、他のシニアの人々が伝道に行くことについて考えるように宣伝用のプレゼンテーションを行うことである。以下は彼らの助言の幾つかである:

  • 早い段階で伝道に出る目標を作る-決意する。
  • 伝道の奉仕をした人々と話をする。
  • だれがあなたの抱いている質問に答えることができるか知る。
  • 家族について心配しない-主が彼らを祝福してくださる。

祖父母にとって自分たちの家族に仕える最良の方法の一つは伝道に行くことである、「彼らを愛するならば、彼らを後に残して旅立ちなさい」と言われてきている。フィリップス長老・姉妹には19人の孫がいる。彼らが次世代のために示している模範は計り知れないものである-彼らの奉仕の波及効果は善に向けて永遠の影響を与えるであろう。

その喜びはいかに大きいことか

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