吹田栄二長老と吹田紀代美姉妹にとって、末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師として奉仕することは単なる召しではなく、祝福であるという。1980年に新しく奉献された東京神殿で最初に結び固めを受けた夫婦である吹田夫妻は、当時、機会があれば将来一緒に伝道に出るということを約束し合った。彼らはその約束を果たしたのである。
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吹田夫妻はともに18歳のときに教会員となった。吹田姉妹には福音を紹介してくれた友人がいた。救いの計画は吹田姉妹にとって納得できるものであり、ずっと疑問に思っていたことに答えるものであった。わずか1カ月後、吹田姉妹はバプテスマを受けた。吹田長老はある日、クラブ活動の野球をした後に歩いて帰宅途中に宣教師に声を掛けられた。彼らの福音のメッセージには興味がなかったものの、吹田長老は彼らが英語を話すのを聞きたいと思った。彼も1カ月後にバプテスマを受けた。
若い頃、吹田姉妹は専任宣教師として奉仕することを計画していたが、彼女の実家が火事に遭い、家族を助けるためにその計画を断念した。しかしその後、彼女はステーク宣教師として奉仕することができた。
吹田長老・姉妹はさまざまなアサインメントを受けて奉仕してきた。
- 神戸伝道部で夫婦宣教師として奉仕。
- 福祉ファミリーサービスのプログラムである「結婚生活を強める」と「家族を強める」というオンラインクラスを教える。
- 夫妻が各自持っていたアサインメントを果たした後に、教会歴史部門において日本のスペシャリストとして、アジア北地域中で奉仕する教会員をインタビューして彼らの経験を文書に記録。
- オンラインの『わたしに従ってきなさい』とモルモン書学習グループのファシリテーターとして奉仕。
- FSY集会および大阪ステーク内の各ワードで、自立について教えるように招待される。
- コロナの期間中に若い宣教師や会員をオンラインでサポート。
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宣教師としての奉仕とともに、吹田夫妻はそれぞれ地元ワードの長老定員会と扶助協会の会長会の一員として、また神殿の儀式執行者としても奉仕した。人生を奉仕に捧げる中で、彼らは多くの祝福と奇跡を目にしてきた。伝道前、吹田姉妹は重大な健康問題(急性骨髄性白血病)を抱えており、そのためにたくさんの薬を飲む必要があった。奉仕するように召されたとき、薬の量は半分まで減っていたが、伝道中、吹田姉妹は薬を服用する必要は全くなくなっていたことに気づいた。
吹田姉妹が受けていた抗癌剤治療によって心臓が弱っていたため、医師は回復することはないので移植手術は受けられないと言ったが、その後再び検診を受けると、心臓機能は改善していたことがわかった。医師はその検査結果が間違いであると思い、3度目の検査が受けられるように手配した。3度目の検査では、さらに良い結果が得られた。そこで医師は、これは神の祝福に違いないと言った。
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吹田姉妹が受けた診断結果によると、5年後に生きている確率は40%であるとされた。診断から6年経った現在、彼女の健康状態はさらに改善している。この奇跡とともに、彼女には入院中に数人の人に福音を分かち合う機会があった。
夫婦宣教師の1年と、現在の奉仕宣教師のアサインメントを受けて3年の合わせて4年間宣教師だった吹田長老・姉妹は、今月奉仕を終える予定である。彼らは非常に多くの祝福と奇跡を見て来た。人生を奉仕に捧げ、天父への感謝と愛に満たされた二人である。