末日聖徒イエス・キリスト教会山形ワードの教会員(churchofjesuschrist.org)は,7月に山形県天童市の母子寡婦連合会のボランティアと協力して,食料品寄付プロジェクトに参加した。このイベントでは,35の母子家庭に対して,主食となる食品やその他の必需品を配布した。「日本シングルマザー支援協会は,個別のカウンセリングやコミュニティーイベントおよびグループディスカッションなどの支援プログラムを提供することにより,シングルマザーとその子供たちの情緒的および経済的な自立と安定を達成できるように支援しています。」(fitforcharity.org)
子供たちは学校に通っている間は給食があるので,夏休みはシングルマザーにとって子供たちに3食提供するひつようがあるため,大きなチャレンジとなる。食品配付用ステーションは,母子家庭家族が,ちょうど市場で買い物をすると同じように食品を袋に詰めることができるように設置されていた。食品としては,米,パスタ,味噌,カレールー,コーンフレーク,ペストリーおよびパンケーキミックスなどが含まれていた。食物を受け取った人々は喜びの笑顔に満ちていた。アジア北地域人道支援スペシャリスト宣教師として奉仕するスティーブ・ストロング長老は次のように述べた。「たくさんの笑顔を見ることができるとともに,感謝され,すばらしい一日でした。母親たちと礼儀正しい子供たちの親切さに触れ,わたしはこのプロジェクトに参画する機会にあずかれたことにほんとうに感謝しています。」
このイベントは会員にとって意義深い奉仕に参加し,地域社会とつながる良い機会となった。会員の一人である竹田あきら兄弟は,最近,困窮している人々を教会はどのように助けるかについてさらに学んだ。彼は次のように話した。「わたしは一度ユタ州を訪れたことがあり,そこで,ビショップ・ストアハウスを見学しました。わたしは教会が引換証を渡してストアハウスで食料を配付していることを知りませんでした。わたしたちがやっていることはちょうどその日本版のようなものです。この母親たちは,合衆国のビショップ・ストアハウスに行って食物をもらうように,やってきて通路の棚にある食品を受け取ることができます。」
会員と母子寡婦連合会のボランティアたちは善いつながりを築いた。一人のスタッフメンバーは繰り返し感謝を示し,次のように述べた。「土曜日にここにやってきて時間を過ごし,この女性たちを支援することはすばらしいことです。皆さんのご親切と支援に感謝します。」人道支援スペシャリスト宣教師のシンディ・ストロング姉妹は,幸せそうにしている子供たちを目にして喜びを感じた。彼女は次のように述べた。「最後のステーションには袋一杯のキャンディが並べてありました。子供たちは皆それを見て大喜びでした。彼らはとてもうれしそうにしてお礼の言葉を言ってくれました。」